クライフ氏没後1年の式典で、バルサが英雄の名を永遠に刻むための3つの計画を発表

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年03月29日

バルサBの新スタジアムの名前が「ヨハン・クライフ」に。

今回の式典では、バルサ・ミュージアムに「クライフ特設コーナー」が設置されることも同時に発表された。(C)Getty Images

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 フットボール界のカリスマ、ヨハン・クライフ氏がこの世を去ってから1年が経過(命日は2016年3月24日)。そこでバルセロナは3月25日、カンプ・ノウの敷地内にある施設で、没後1年を記念した式典を執り行なった。

 バルサ・スタイルの考案者であり第2のクラブ創始者――。

 バルサはクライフ氏を公式にそう定義しているが、今回の式典では、この英雄の名を永遠にクラブに刻むための3つのプロジェクトが、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長から発表された。

 ひとつは、シウダ・デポルティバ(バルサのトレーニング施設)内に建設中のバルサB用のスタジアム(通称“新ミニエスタディ”)を、『エスタディオ・ヨハン・クライフ』と命名すること。

 そしてふたつ目が、カンプ・ノウ周辺(詳しい場所は未定)にクライフ氏の銅像を建てることで、3つ目は、クラブオフィスと現在のミニエスタディの間を走る通りを、『ヨハン・クライフ通り』に改名するというアイデアだ。

 バルサの元選手であり息子のジョルディ・クライフ氏は、バルサBの新スタジアム名に父の名前が入ることについて、「ミニエスタディはカンテラの選手がトップチームに上がる前の最後のステップ。父もきっと喜んでいるはずです」と述べている。偉大な名前が刻まれるこの新ミニエスタディ(6500人収容)は、2017-18シーズンから使用開始予定だ。

 また、通りの名前を改名する話もすでにバルセロナ市役所に申請済みで、これが認められれば、クラブオフィスの住所に「Johan Cruyff」の文字が含まれることになるという。また偶然にも、この通りはカンプ・ノウの「14番ゲート」に面している。ぜひ実現してほしいものだ。

文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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