チアゴに復帰話が浮上する一方で、ラフィーニャには退団説が。
1994年のアメリカ・ワールドカップで優勝したブラジル代表のメンバーのひとり、マジーニョを父に持つチアゴとラフィーニャのアルカンタラ兄弟。ともにバルセロナの下部組織で育ったふたりが今夏、バルサで“入れ違い”になる可能性が浮上している。
兄チアゴは、カンテラ時代から“シャビの後継者”として期待されながら、2013年夏、恩師ジョゼップ・グアルディオラに誘われる形でバイエルンに移籍した技巧派MFだ。
バルサ最終年の公式戦出場数が全体の60パーセントに満たなかったため、契約解除金は9000万ユーロ(約108億円)から1800万ユーロ(約21億6000万円)に下げられ、バルサとしてはもはや引き止めることが難しかった(バイエルン側の好意で、最終的な移籍金は2500万ユーロに)。
そんなチアゴに、バルサ復帰の話が浮上している。
2月15日、バルサのスポーツディレクター(SD)を務めるロベルト・フェルナンデスは、チャンピオンズ・リーグ(CL)のバイエルン対アーセナル戦(第1レグ)を視察。本来の目的は、同じくバルサ出身であるアーセナルの右SBエクトル・ベジェリンのプレーを見ることだったが、彼はこの試合で2ゴールを挙げたチアゴのパフォーマンスに感銘を受け、今夏の呼び戻しを検討しはじめている。
一方、ここにきてバルサ退団説が熱を帯びてきたのが、弟のラフィーニャだ。
攻撃的なポジションならどこでもこなすレフティーは、怪我の影響もあり、今シーズンの公式戦の出場試合数は全43試合中わずか「26」にとどまっている。内訳はリーガ・エスパニョーラが16試合、CLが6試合、コパ・デル・レイが4試合で、先発出場となると16試合しかない。
2020年6月まで契約を残しながらも、ラフィーニャが移籍を考えはじめたその背景には、バルサB、セルタ、そしてバルサと3つのチームで師事してきたルイス・エンリケ監督が今シーズン限りでの退団を発表した影響も、もちろんあるだろう。
アルカンタラ兄弟に浮上したバルサ復帰話とバルサ退団説――。父マジーニョは「ふたりの運命は神のみぞ知る」と語るが、ラフィーニャの退団の意思は固そうで、チアゴに関してはバイエルンが手放すとは考えにくいだけに、本人の「戻りたい」という気持ちが重要になってくるだろう。入れ違いではなく、ラフィーニャがチアゴに続いてバルサから巣立つ可能性のほうが、現時点では高いかもしれない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
兄チアゴは、カンテラ時代から“シャビの後継者”として期待されながら、2013年夏、恩師ジョゼップ・グアルディオラに誘われる形でバイエルンに移籍した技巧派MFだ。
バルサ最終年の公式戦出場数が全体の60パーセントに満たなかったため、契約解除金は9000万ユーロ(約108億円)から1800万ユーロ(約21億6000万円)に下げられ、バルサとしてはもはや引き止めることが難しかった(バイエルン側の好意で、最終的な移籍金は2500万ユーロに)。
そんなチアゴに、バルサ復帰の話が浮上している。
2月15日、バルサのスポーツディレクター(SD)を務めるロベルト・フェルナンデスは、チャンピオンズ・リーグ(CL)のバイエルン対アーセナル戦(第1レグ)を視察。本来の目的は、同じくバルサ出身であるアーセナルの右SBエクトル・ベジェリンのプレーを見ることだったが、彼はこの試合で2ゴールを挙げたチアゴのパフォーマンスに感銘を受け、今夏の呼び戻しを検討しはじめている。
一方、ここにきてバルサ退団説が熱を帯びてきたのが、弟のラフィーニャだ。
攻撃的なポジションならどこでもこなすレフティーは、怪我の影響もあり、今シーズンの公式戦の出場試合数は全43試合中わずか「26」にとどまっている。内訳はリーガ・エスパニョーラが16試合、CLが6試合、コパ・デル・レイが4試合で、先発出場となると16試合しかない。
2020年6月まで契約を残しながらも、ラフィーニャが移籍を考えはじめたその背景には、バルサB、セルタ、そしてバルサと3つのチームで師事してきたルイス・エンリケ監督が今シーズン限りでの退団を発表した影響も、もちろんあるだろう。
アルカンタラ兄弟に浮上したバルサ復帰話とバルサ退団説――。父マジーニョは「ふたりの運命は神のみぞ知る」と語るが、ラフィーニャの退団の意思は固そうで、チアゴに関してはバイエルンが手放すとは考えにくいだけに、本人の「戻りたい」という気持ちが重要になってくるだろう。入れ違いではなく、ラフィーニャがチアゴに続いてバルサから巣立つ可能性のほうが、現時点では高いかもしれない。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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