【U-15日本代表】静学に大勝するなど02ジャパンが順風満帆な船出「ここまで気持ちを出してくれるとは」

カテゴリ:高校・ユース・その他

川端暁彦

2017年02月21日

高校の強豪を向こうに回して3勝1敗の戦績。

藤枝明誠高戦で、身体を張るMF荒木(右)。02ジャパンは高校生相手にも怯まず果敢に挑んだ。写真:川端暁彦

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 2月16日から19日にかけて行なわれたU-15日本代表候補合宿。2年後のU-17ワールドカップを目ざし、2002年生まれの選手たちで構成されるこの“02ジャパン”にとって、初めての招集機会だった。
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 練習で各人に配られたビブスに名前がプリントされるのも、この時期ならでは。有馬賢二監督の指揮の下、新しいスタートを切った。
 
「高校生相手に胸を借りたい」と、18・19日には練習試合を4ゲーム実施。18日は35分×3本の変則マッチで清水桜が丘高に2-1、40分×3本で静岡学園高に8-3と勝利。最終日の19日は45分ハーフで藤枝明誠高に3-2と競り勝ち、浜松開誠館高には1-2で惜敗を喫した。

 中学生と高校生の対戦とあってフィジカル面での差が出る局面もあったが、さすがに日本全国から集められた精鋭だけあって、個の勝負でも十二分に渡り合ってみせた。
 
「アグレッシブにボールを奪いに行くことをまず求められた」とMF青島健大(清水エスパルスジュニアユース)が振り返ったとおり、練習で強調された「まず奪いに行け。抜かれても食らい付け」というスピリットを、多くの選手が体現していたのは大きな収穫だった。連敗を覚悟して組まれた4連戦だが、思った以上に結果が付いてきたのは、なにより選手たちのそうした姿勢の賜物だ。
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