チャンピオンズ・リーグ・決勝トーナメント１回戦の第１レグ、パリ・サンジェルマンはバルセロナをホームで４-０と撃破した。
 
　強敵に対し、序盤からプレッシャーをかけ続けるとともに、前線の３人（ディ・マリア、ドラクスラー、カバーニ）が次々に得点を重ねるなど、思い通りに試合を進め、準々決勝進出に向けて大きなアドバンテージを得た。
 
　過去４シーズンで３度対戦して１勝２分け３敗と分の悪かったバルサ相手に溜飲を下げたパリSG。試合後、選手、監督たちは以下のように、喜びを語った。
 
◇アンヘル・ディ・マリア
 
　自分の誕生日に、２点を奪って、あのバルセロナ相手に４-０の勝利！　これ以上に素晴らしい夜はない。本当に信じられない。完璧な試合だった。
 
　このラウンドを勝ち抜くためには、次戦でも今日のような試合をする必要がある。バルサには、４点を奪う力は十分にあるのだから。
 
◇エディンソン・カバーニ
 
　過去４年、このチームで多くの重要な試合を戦ってきたが、そのなかでも特別な一戦となった。それは、今日という日（自身の誕生日）に大きな意味がある。とても嬉しい。
 
　しかし、喜ぶのは今日だけ。すぐに頭を次の試合に切り替えないといけない。リーグアンや国内カップなど、次の戦いが控えている。
 
（バルサとの第２レグについて）しっかりと準備しなければならない。次の試合では、何が起こるか分からないからだ。
 
◇ウナイ・エメリ監督
 
　全選手が力を出し切り、チームとしてもうまくプレーした結果、偉大な選手で構成された偉大なチームであるバルサに対し、素晴らしい試合を展開することができた。
 
　選手たちは90分間、集中力を維持し、効率の良いプレーを見せてくれた。強いスピリットを見せ、ファンを興奮させられたことを、とても嬉しく思っている。
 
　カバーニ、ドラクスラー、ディ・マリアの前線トリオについては、最後までゴールに対する意欲を示し、情熱を持ってプレーしていた。彼らの連係は非常に良かったが、他の選手のサポートがあったことも忘れてはならない。そして、これを今後もずっと続けていくことが必要だ。
 
　まだ第２戦を残しているし、週末にはリーグアンの試合もある。全ての試合に、集中力、インテンシティー、そして相手に対する敬意を持って臨む必要がある。