トップ下起用に苦戦した岡崎。一方で吉田は安定感のあるパフォーマンスを披露。

決定機に絡むことなくピッチを去った岡崎(右)。一方で吉田は安定したプレーでチームの完封勝利に貢献した。 (C) Getty Images

警告:レ=モーガン(85分) (C) SOCCER DIGEST
現地時間1月22日、サウサンプトンのセント・メリーズでプレミアリーグ22節のサウサンプトン対レスター戦が開催された。
岡崎と吉田が揃って先発に名を連ね、日本人対決にも注目が集まった試合は、立ち上がりから両チームが中盤でボールを奪い合う展開となる。
そうした中で、ファーストチャンスを作ったのはホームチーム。12分、セドリクのクロスにロドリゲスが合わせた。これは惜しくも枠は外れたが、素早いパス回しと洗練されたサイドアタックでレスターを押し込むことに成功する。
すると、26分に均衡が破れる。レドモンドからのマイナス気味のグラウンダーのクロスをウォード=プラウズが冷静に流し込んだのだ。
岡崎をトップ下に置く4-3-1-2の布陣で臨んだレスター。コンパクトな陣形を保ちながら積極的にプレッシングをかける狙いは、一応の効果を見せたものの、局面でプレーの精度を欠いてペースを掴みきれなかった。
繋ぎ役を献身的にこなした岡崎は、巧みなオフ・ザ・ボールの動きを見せるも、独善的なプレーを繰り返すグレイと息が合わずにシュートチャンスを得れずにいた。
レスターが相手を脅かせずにいると、アウェーチームをより苦しめる追加点がサウサンプトンに生まれる。
39分、ウォード=プラウズがFKからボールをボックス内で送ると、吉田と競ったフートが弾く。ゴール前に転がったルーズボールをロドリゲスが難なく沈めたのだ。
チャンスを確実に掴んだホームチームが2点をリードして折り返した試合は、ハーフタイム中にレスターがメンディに代えてオルブライトンを投入し、布陣も4-2-3-1に変更したなかで後半がスタートした。
布陣変更後もトップ下でプレーした岡崎は、積極的な仕掛けを見せるも、味方からのフォローが少なく効果的なプレーが出来ず……。一方の吉田は、果敢に仕掛けてくるグレイに対しても冷静に対応したほか、ビルドアップでも落ち着いたボール捌きを見せた。
サウサンプトンの堅い守りに手を焼き、決定機を作り出せずにいたレスターは、63分に岡崎に代えてムサをピッチに送り出す。しかし、ナイジェリア代表アタッカーのスピードを利した個人技は鳴りを潜め、相手の堅陣を脅かすことができなかった。
頼みの綱であるヴァーディーにもボールが収まらなかったレスターに焦りと疲れの色が見え始めた74分、サウサンプトンに決定機が訪れる。
タディッチが蹴ったFKにボックス内で吉田がモーガンと競り、ジャマイカ代表CBに当たったように見えたボールがネットに吸い込まれたが、これは吉田がオフサイドの判定を取られ、ノーゴールとなった。
ゴールを取り消されてしまったサウサンプトンではあったが、なおも攻め続け、86分にドリブルでペナルティーエリア内に侵入したロングがモーガンに倒されてPKを獲得。これをタディッチが沈めた。
終盤にダメ押しとなるレスターにもはや反撃する気力は残されておらず、試合は3-0でサウサンプトンが勝点3を手にした。
岡崎と吉田が揃って先発に名を連ね、日本人対決にも注目が集まった試合は、立ち上がりから両チームが中盤でボールを奪い合う展開となる。
そうした中で、ファーストチャンスを作ったのはホームチーム。12分、セドリクのクロスにロドリゲスが合わせた。これは惜しくも枠は外れたが、素早いパス回しと洗練されたサイドアタックでレスターを押し込むことに成功する。
すると、26分に均衡が破れる。レドモンドからのマイナス気味のグラウンダーのクロスをウォード=プラウズが冷静に流し込んだのだ。
岡崎をトップ下に置く4-3-1-2の布陣で臨んだレスター。コンパクトな陣形を保ちながら積極的にプレッシングをかける狙いは、一応の効果を見せたものの、局面でプレーの精度を欠いてペースを掴みきれなかった。
繋ぎ役を献身的にこなした岡崎は、巧みなオフ・ザ・ボールの動きを見せるも、独善的なプレーを繰り返すグレイと息が合わずにシュートチャンスを得れずにいた。
レスターが相手を脅かせずにいると、アウェーチームをより苦しめる追加点がサウサンプトンに生まれる。
39分、ウォード=プラウズがFKからボールをボックス内で送ると、吉田と競ったフートが弾く。ゴール前に転がったルーズボールをロドリゲスが難なく沈めたのだ。
チャンスを確実に掴んだホームチームが2点をリードして折り返した試合は、ハーフタイム中にレスターがメンディに代えてオルブライトンを投入し、布陣も4-2-3-1に変更したなかで後半がスタートした。
布陣変更後もトップ下でプレーした岡崎は、積極的な仕掛けを見せるも、味方からのフォローが少なく効果的なプレーが出来ず……。一方の吉田は、果敢に仕掛けてくるグレイに対しても冷静に対応したほか、ビルドアップでも落ち着いたボール捌きを見せた。
サウサンプトンの堅い守りに手を焼き、決定機を作り出せずにいたレスターは、63分に岡崎に代えてムサをピッチに送り出す。しかし、ナイジェリア代表アタッカーのスピードを利した個人技は鳴りを潜め、相手の堅陣を脅かすことができなかった。
頼みの綱であるヴァーディーにもボールが収まらなかったレスターに焦りと疲れの色が見え始めた74分、サウサンプトンに決定機が訪れる。
タディッチが蹴ったFKにボックス内で吉田がモーガンと競り、ジャマイカ代表CBに当たったように見えたボールがネットに吸い込まれたが、これは吉田がオフサイドの判定を取られ、ノーゴールとなった。
ゴールを取り消されてしまったサウサンプトンではあったが、なおも攻め続け、86分にドリブルでペナルティーエリア内に侵入したロングがモーガンに倒されてPKを獲得。これをタディッチが沈めた。
終盤にダメ押しとなるレスターにもはや反撃する気力は残されておらず、試合は3-0でサウサンプトンが勝点3を手にした。