【選手権】「雪を味方につけて」初優勝。青森山田が5-0で前橋育英との名門対決を制す

カテゴリ:高校・ユース・その他

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年01月09日

「青森、北国であることに誇りを持ってプレーした成果の優勝」(黒田剛監督)

青森山田が5-0で前橋育英を撃破。選手権初優勝を飾った。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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[選手権決勝]青森山田5-0前橋育英/1月9日/埼玉

 第95回高校選手権は青森山田の初優勝で幕を閉じた。前橋育英との名門対決は、終わってみれば5-0。無失点で勝ち上がってきた群馬の強豪を圧倒的な攻撃力で粉砕した。
 
 就任22年目にして選手権初優勝を成し遂げた青森山田の黒田剛監督は、試合後のフラッシュインタビューで「(22年間は)長かったですね。非常に嬉しいです」。さらに、「5-0というほど、それよりもっと競ったゲームだったと思います。前橋育英さんの本当に質の高いポゼッションにだいぶ苦しみましたけども、少ないチャンスのなかでよく選手たちが頑張って取ってくれました」と選手たちを称えた。
 
 青森山田は選手権優勝チームとしては最北端。指揮官は「雪を味方につけてパワーをつけて、青森、北国であることに誇りを持ってプレーした成果」の初戴冠に「感無量」だったようだ。
 
 また、キャプテンとしてチームを牽引した住永翔(3年)は、「やっと青森山田高校に初の選手権優勝をもたらすことができて、そのキャプテンとしてチームを支えられて嬉しいです」。自身の選手宣誓で幕を開けた同大会を制し、「自分で始まった大会なので、最後は優勝で終わりたかったというのが本音なので、実現して嬉しいです」と最高の笑顔を見せた。

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