「引き分けで勝ち上がっているから残念な気持ちではあります」
[J1昇格プレーオフ準決勝]C大阪1-1京都/11月27日/金鳥スタ
C大阪は京都とのプレーオフ準決勝を1-1のドローで終え、リーグ順位でのアドバンテージによって決勝進出を決めた。
ただ、柿谷のゴールで13分に先制するも、なかなか追加点を奪えずにいると90分に失点。後味の悪い結果に「引き分けで勝ち上がっているから残念な気持ちではあります」と、山口も厳しい表情を崩さなかった。
一方で、京都戦の山口のパフォーマンスは安定していた。前半は黒子役となり、守備のバランスを取りながら的確にパスを配給。「相手が戦い方を変えてきて、(FWの澤上)竜二も前で収められなくなった。相手の圧力に押されてしまった」という後半はチームの重心が下がったなか、カウンターの先導役となり好機へとつなげた。
それだけに「チャンスはあった。それを決められなかった」と課題も口にする。
また、岡山との決勝へ向けては「何があるか分からない。もっとシビアにやっていかなくてはいけない」と危機感を募らせた。
昨年のプレーオフ決勝はホームのヤンマースタジアム長居で福岡と対戦し、この日と同じ1-1のドロー、しかも先制点を奪いながら終盤に追いつかれるという展開まで同じだった。しかし、この時は福岡がリーグ戦の順位でアドバンテージを持っていたため、あと一歩のところで昇格を逃した。
今回はホーム開催(岡山戦の会場は金鳥スタジアム)に加え、岡山よりリーグ順位が上のため、ドローでも昇格を勝ち取れる。だが、そんな甘い考えを察したのか、昨年の悔しさを知る山口は「引き分けは考えていない。勝つことしか考えていない。迎え撃つつもりはない。自分らは挑戦者の気持ちで、自分たちのサッカーをやることを意識したい」と強い言葉を発した。
果たして山口は2年越しの目標を達成できるのか。12月4日に運命の一戦を迎える。
【C大阪 1-1 京都 昇格O準決勝PHOTO】柿谷が技あり復活弾! C大阪がドローで決勝へ
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
C大阪は京都とのプレーオフ準決勝を1-1のドローで終え、リーグ順位でのアドバンテージによって決勝進出を決めた。
ただ、柿谷のゴールで13分に先制するも、なかなか追加点を奪えずにいると90分に失点。後味の悪い結果に「引き分けで勝ち上がっているから残念な気持ちではあります」と、山口も厳しい表情を崩さなかった。
一方で、京都戦の山口のパフォーマンスは安定していた。前半は黒子役となり、守備のバランスを取りながら的確にパスを配給。「相手が戦い方を変えてきて、(FWの澤上)竜二も前で収められなくなった。相手の圧力に押されてしまった」という後半はチームの重心が下がったなか、カウンターの先導役となり好機へとつなげた。
それだけに「チャンスはあった。それを決められなかった」と課題も口にする。
また、岡山との決勝へ向けては「何があるか分からない。もっとシビアにやっていかなくてはいけない」と危機感を募らせた。
昨年のプレーオフ決勝はホームのヤンマースタジアム長居で福岡と対戦し、この日と同じ1-1のドロー、しかも先制点を奪いながら終盤に追いつかれるという展開まで同じだった。しかし、この時は福岡がリーグ戦の順位でアドバンテージを持っていたため、あと一歩のところで昇格を逃した。
今回はホーム開催(岡山戦の会場は金鳥スタジアム)に加え、岡山よりリーグ順位が上のため、ドローでも昇格を勝ち取れる。だが、そんな甘い考えを察したのか、昨年の悔しさを知る山口は「引き分けは考えていない。勝つことしか考えていない。迎え撃つつもりはない。自分らは挑戦者の気持ちで、自分たちのサッカーをやることを意識したい」と強い言葉を発した。
果たして山口は2年越しの目標を達成できるのか。12月4日に運命の一戦を迎える。
【C大阪 1-1 京都 昇格O準決勝PHOTO】柿谷が技あり復活弾! C大阪がドローで決勝へ
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)