[J1昇格プレーオフ準決勝]C大阪１-１京都／11月27日／金鳥スタ

【C大阪 １-１ 京都 昇格PO準決勝PHOTO】柿谷が技あり復活弾！ C大阪がドローで決勝へ

【チーム採点・寸評】
C大阪　5.5
前半終了時にはスタジアムから拍手が起こるほど気迫こもるプレーを見せた。後半はカウンターから追加点を狙うも奪えずにいると、90分に失点。決勝進出はできたが、リーグ戦でも垣間見えた試合の締め方という課題は修正できなかった。
 
【C大阪｜採点・寸評】
GK
21　キム・ジンヒョン　６
雨が降りしきるなか、安定したハイボールの処理を見せる。90分の失点シーンは、止めろというのは酷。それよりも83分にエスクデロのシュートをビッグセーブした点を評価したい。
 
DF
４　藤本康太　5.5
エスクデロの素早い動きによく対応し、自由を与えなかった。CBとして相棒を組んだ山下とのコンビネーションも〇。失点さえしなければ、及第点以上だった。

15　松田 陸　６
タイミングの良い攻め上がりから鋭いクロスを供給する。危険な位置でのボールロストがなければ、さらに採点は上だった。

23　山下達也　5.5
イ・ヨンジェとの空中戦で一歩も退かず、29分にはPA内で懸命のシュートブロック。最終ラインの要として堂々としたパフォーマンスだった。しかし、最後の最後でマークを見失った。

MF
６　ソウザ　6.5
柿谷の先制ゴールにつながる強烈なミドルを放つ。持ち前のフィジカルでボールを刈り取り、守備面でも大きく貢献。一方でトップ下に入ってからの雑なプレーは修正したい。

14　丸橋祐介　６
12分に先制ゴールを奪ったこともあり、前半はオーバーラップを自重気味。その分、しっかり左サイドを守った。後半は相手の隙を突いて深い位置まで侵入した。

18　清原翔平　６（81分 OUT）
相手の守備のギャップを突いて上手くパスを受け、ボールを前に運んだ。チームに推進力を生みだした点は良かったが、ゴール前でのプレーにはもう少し工夫がほしかった。

41　山口　蛍　6.5
目立たずとも要所を締める。まさに“黒子”という言葉がピッタリの働きで周囲を助けた。後半は攻撃にも関与。54分には澤上に秀逸なスルーパスを通し、カウンター時には敵陣へ一気に駆け上がった。