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西野技術委員長も“主軸外し”ハリル采配の妥当性を認める 「選手が力で勝ち取ったポジション」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年11月18日

「準備期間から監督が本当に使いたくなるくらい調子が良かった」

代表チームの激しい定位置争いについて語った西野技術委員長。若手の抜擢は「彼らの力によるもの」という見方を示した。写真:徳原隆元

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 ロシア・ワールドカップのアジア最終予選の大一番、サウジアラビア戦を2-1で勝利した日本だが、先発メンバーから本田圭佑、香川真司、岡崎慎司の3人が揃って外れたことは、大きな波紋を呼んだ。

 試合後、指揮官の大胆な選択について問われた、日本サッカー協会の西野朗技術委員長は、次のように見解を示した。
「準備期間から監督が使いたくなるくらい久保や大迫も本当に調子が良くて、本田や真司、岡崎もそうなんですが、みんなコンディションがいいなかで、若い選手たちのアピールがそれ以上に良かった。決してトライという形ではなく、彼らの力で勝ち取ったポジションだと思うし、試合でもそれに見合ったプレーしてくれた」

 準備期間の合宿から常に行動を共にしてきた西野技術委員長の目にも、今回の選手起用は妥当な判断と映ったようだ。

 ただし、他の選手との比較とは別に、本田、香川、岡崎の状態も良好に見えたという。
「(3人は)決してバックアップから、というコンディションでもない。昨日、一昨日あたりのトレーニングゲームを見ても、本田にはキレもあったし、ゲームフィジカルも充実していた。真司や岡崎にしても同じ。決して悪い状態ではない」

 今回のハリル采配によって、多くのポジションで定位置争いが横一線の状況になったのは間違いない。選手たちにとっては、まずは所属チームでの活躍が不可欠になる。
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