世代交代の波が押し寄せるなか、香川は…。
4-0の完勝を収めた11月11日のオマーン戦では、「ロンドン五輪世代」の活躍が際立っていた。
大迫の2ゴールをお膳立てした清武は、PKで自らも1ゴールを記録。終了間際には途中出場した小林が“右足”で代表初得点を決めている。
ボランチの山口は鋭い出足をいかんなく発揮し、攻守が切り替わればほとんどの場面でファーストディフェンダーとなり、相手につけ入る隙を与えなかった。
最終ラインでは、両SBを“ダブル酒井”が務めるのはもはやお馴染みの光景だ。互いのポジショニングをよく観察し、左右の均衡に破たんをきたさないよう攻撃を仕掛けていく。
久々の代表戦となった齋藤も生き生きとプレーするなど、“ロンドン組”の勢いが感じられるゲームとなった。
世代交代の波が確実に押し寄せてきているなか、飛び級で北京五輪に出場しているものの、年齢的にはこのロンドン五輪世代に分類される香川は、オマーン戦は右足首痛のため大事を取り、出場を見合わせた。ただ、負傷箇所はほぼ回復したようで、サウジアラビア戦のピッチに立つ可能性はある。
トップ下の定位置争いでは清武がややリードしている感があるが、仮に清武が、本調子とは言えない本田に代わって右ウイングを任されれば……。
息の合ったコンビネーションを見せる香川と清武の「共存」が復活し、さらに後方には山口が控えている。古巣が同じで、歳も近い気心の知れた“セレッソ・トライアングル”が、ハリルジャパンの攻守の要になるか――。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【日本 4-0 オマーン|PHOTOギャラリー】大迫や小林祐が結果を残すなど実り多きテストゲームに
大迫の2ゴールをお膳立てした清武は、PKで自らも1ゴールを記録。終了間際には途中出場した小林が“右足”で代表初得点を決めている。
ボランチの山口は鋭い出足をいかんなく発揮し、攻守が切り替わればほとんどの場面でファーストディフェンダーとなり、相手につけ入る隙を与えなかった。
最終ラインでは、両SBを“ダブル酒井”が務めるのはもはやお馴染みの光景だ。互いのポジショニングをよく観察し、左右の均衡に破たんをきたさないよう攻撃を仕掛けていく。
久々の代表戦となった齋藤も生き生きとプレーするなど、“ロンドン組”の勢いが感じられるゲームとなった。
世代交代の波が確実に押し寄せてきているなか、飛び級で北京五輪に出場しているものの、年齢的にはこのロンドン五輪世代に分類される香川は、オマーン戦は右足首痛のため大事を取り、出場を見合わせた。ただ、負傷箇所はほぼ回復したようで、サウジアラビア戦のピッチに立つ可能性はある。
トップ下の定位置争いでは清武がややリードしている感があるが、仮に清武が、本調子とは言えない本田に代わって右ウイングを任されれば……。
息の合ったコンビネーションを見せる香川と清武の「共存」が復活し、さらに後方には山口が控えている。古巣が同じで、歳も近い気心の知れた“セレッソ・トライアングル”が、ハリルジャパンの攻守の要になるか――。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
【日本 4-0 オマーン|PHOTOギャラリー】大迫や小林祐が結果を残すなど実り多きテストゲームに

11月10日発売号は原口元気選手の巻頭インタビューに加えて、本誌恒例の「“最新”移籍相関図」をお届けします。これを読めばストーブリーグの見どころが丸わかり! またクラブダイジェストはJ2の松本山雅です。