【日本代表】齋藤学の自負――左ウイングの原口とは「共存」を示唆

カテゴリ:日本代表

広島由寛(サッカーダイジェスト)

2016年11月08日

「元気と俺は、同じタイプじゃない。一緒に出てもやれる」。

ようやく“追加”が取れての選出となった齋藤。今季はクラブでシーズンを通じてハイパフォーマンスを披露しているだけに、代表での活躍にも期待がかかる。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 11月7日、キリンチャレンジカップのオマーン戦と、アジア最終予選のサウジアラビア戦に挑む日本代表が、鹿嶋市内でトレーニングを行なった。
 
 ハリルジャパンでは“追加”での招集が多かった齋藤学だが、今回は最初からメンバーに名を連ね、キャップ初日からキレのある姿を見せている。
 
 今季のJリーグではシーズンを通じて、質の高いパフォーマンスを維持してきた。そんな齋藤を代表に推す声は多く、現代表では欧州組が重用されるなか、国内組の意地を見せてほしいところだ。
 
 起用が予想されるのは、おそらく左ウイング。これまでは激戦区だったが、最近は、最終予選で3試合連続ゴール中の原口元気の「一択」になりつつあるポジションだ。
 
 原口との定位置争いを、本人はどう考えているのか。
 
「“元気には負けない”と、言わせたいんだろうけど(笑)」と、ニヤリと人懐っこい笑顔を見せる齋藤は、「共存」を示唆した。
 
「元気、いいですからね。オーストラリア戦やイラク戦で、なにか“違い”を作っていた。ただ、元気と俺は、別に同じタイプじゃない。一緒に出てもやれると思う。ドイツの話も聞いているし、すごく良いコミュニケーションを取れている。もちろん、ピッチに立ったら誰にも負けないつもりでいるけど」
 
 原口からレギュラーを奪うにせよ、ともにピッチに立つにせよ、どんな形であれ、期待される活躍を見せる自負はある。
 
「やれるっていう自信はあります。でも、例えば(小林)祐希のように、“行くぞ”みたいなことを俺は言わないから(笑)。ああいう選手もいるのは大事なこと。俺は大丈夫」
 
 言葉では表現しないが、胸の内には熱い想いを秘めているはず。国内屈指のアタッカーがどんなプレーを見せてくれるか楽しみだ。
 
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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