【選手権出場校】秋田・秋田商|Jクラブの力を借りながら地道に強化。県勢12年ぶりの初戦突破に挑む

カテゴリ:高校・ユース・その他

小林健志

2016年10月23日

きっかけはブラウブリッツのアカデミー発足

チーム最大の得点源がCFの加藤(右)。予選決勝の西目戦でも頭で3点目をゲット。写真:小林健志

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持ち前のハードワークに加え、今年の秋田商は高度な技巧とパスワークを兼備する。写真:小林健志

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 11年連続初戦敗退──。

 秋田県サッカー協会の関係者が、高校選手権・秋田県大会の閉会式で重い言葉を口にした。選手権本大会で秋田県勢は、11年連続で初戦敗退を喫している。しかも2012年に秋田商が県リーグに降格したのを最後に、プリンスリーグ東北においても4年間、秋田県勢は参入できていない。

平成28年度選手権予選:代表校一覧
 
 近年は中学生年代で有望な選手が現われても、他県に流出してしまう。モンテディオ山形ユースに入団し、トップチームに昇格したGK摂津颯登(湯沢市出身)が代表例だ。秋田県の高校サッカー界には、厳しい現実が突き付けられていた。
 
 しかし近年、その流れが変わりつつある。きっかけは、ブラウブリッツ秋田のアカデミー立ち上げだ。

 ブラウブリッツ秋田U-15は3年前に一期生が、そして昨年の三期生が日本クラブユースサッカー選手権(U-15)の本大会に出場。全国の舞台を経験し、やがて秋田県内各地の高校へと散った選手たちはそれぞれが主力として活躍し、高校サッカー界全体の底上げに寄与しているのだ。
 
 2年連続42回目の選手権出場を果たした秋田商もまた、キャプテンのMF駒野谷海人(3年)をはじめ、ブラウブリッツ秋田U-15の出身者が多い。チーム立ち上げ時に強化・育成に携わったのが、現在柏レイソルU-15監督の芳賀敦氏だ。よってブラウブリッツ秋田U-15の選手たちは、柏レイソル・アカデミーのような、丁寧にパスをつなぐポゼッションサッカーが身体に染み付いている。現在の秋田商の主力にしっかりボールを持てる選手が多いのもそのためだ。
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