3度目のチャンスをモノにした岡崎。

立ち上がりから献身的なプレーでチームをサポートした岡崎。63分のゴールはそうした献身性が生んだ一撃だと言えるだろう。 (C) Getty Images

警告:なし (C)SOCCER DIGEST
現地時間10月22日、キングパワーでプレミアリーグ9節のレスター対クリスタル・パレス戦が開催された。
10月18日のコペンハーゲン戦(チャンピオンズ・リーグ)から中4日でこの試合を迎えたレスターは先発メンバーを一部変更。
最前線は鼠蹊部を痛めたエースのヴァーディーに代わって、岡崎が今シーズン、リーグ戦初のスタメン入りを果たしてスリマニと2トップを形成。さらに左サイドにはオルブライトンに代わり、ムサが起用された。
久しぶりの先発起用となった日本代表FWは、開始早々にチームにファーストチャンスをもたらす。
1分、相手GKマンダンダのキックを敵陣でカットした岡崎は無人のゴールを狙った。これは大きく枠を外れてしまったが、これでペースを掴んだレスターは、岡崎、スリマニの2トップを起点にした攻撃を展開。
一方、攻め込まれたクリスタル・パレスはタウンゼント、ザハの両サイドを軸にした攻めでリズムを取り戻すと、11分にはケリーのクロスに合わせた長身FWのベンテケがクロスバー直撃のシュートを見舞った。
20分過ぎからは互いに中盤でせめぎ合う膠着状態となり、敵ゴールに迫ることができずに時間が経過していった。
下がってボールを頻繁に受ける工夫を見せた岡崎は34分に右サイドからカットインをしたマハレズのシュートを頭に当てて、コースを変えるもボールは枠を捉えきれず再びビッグチャンスを逸した。
試合はスコアレスで折り返すと思われた42分に均衡が破れる。
バイタルエリアでスリマニからの落としを受けたムサが強烈なミドルシュートを放つと、ゴール右下隅に吸い込まれ、レスターが先手を取った。
ムサのプレミア初ゴールで1点をリードしたレスターは後半も、2トップを起点とした速攻からチャンスを創出。守備では素早く、集中したプレッシングで前半に手を焼いた相手のスピーディーな攻撃に対応し、反撃の糸口を掴ませない。
すると、献身的な働きを見せていた岡崎がついにチャンスをモノする。
63分、左サイドを突破したドリンクウォーターのクロスを相手CBがクリアするも、ルーズボールをペナルティーエリア内に走りこんでいた岡崎が直接押し込んだ。
岡崎にとって待望のゴールで追加点を奪ったレスターは、さらに80分に試合を決定づける。CKのこぼれ球に反応したフクスがライナー性のミドルシュートを放つと、これが直接ネットを揺らして、相手を突き放したのだ。
一矢報いろうとするクリスタル・パレスも85分に右サイドを突破したザハのクロスにキャバイエが合わせて1点を返したが、最後はゴール前に堅陣を敷くレスターを崩しきれずに万事休す。結局、試合は3-1で終了した。
今シーズン、プレミア初の先発起用でゴールを挙げて指揮官ラニエリの期待に応え、フル出場を果たした岡崎。次節のトッテナム戦の起用法にも注目だ。
10月18日のコペンハーゲン戦(チャンピオンズ・リーグ)から中4日でこの試合を迎えたレスターは先発メンバーを一部変更。
最前線は鼠蹊部を痛めたエースのヴァーディーに代わって、岡崎が今シーズン、リーグ戦初のスタメン入りを果たしてスリマニと2トップを形成。さらに左サイドにはオルブライトンに代わり、ムサが起用された。
久しぶりの先発起用となった日本代表FWは、開始早々にチームにファーストチャンスをもたらす。
1分、相手GKマンダンダのキックを敵陣でカットした岡崎は無人のゴールを狙った。これは大きく枠を外れてしまったが、これでペースを掴んだレスターは、岡崎、スリマニの2トップを起点にした攻撃を展開。
一方、攻め込まれたクリスタル・パレスはタウンゼント、ザハの両サイドを軸にした攻めでリズムを取り戻すと、11分にはケリーのクロスに合わせた長身FWのベンテケがクロスバー直撃のシュートを見舞った。
20分過ぎからは互いに中盤でせめぎ合う膠着状態となり、敵ゴールに迫ることができずに時間が経過していった。
下がってボールを頻繁に受ける工夫を見せた岡崎は34分に右サイドからカットインをしたマハレズのシュートを頭に当てて、コースを変えるもボールは枠を捉えきれず再びビッグチャンスを逸した。
試合はスコアレスで折り返すと思われた42分に均衡が破れる。
バイタルエリアでスリマニからの落としを受けたムサが強烈なミドルシュートを放つと、ゴール右下隅に吸い込まれ、レスターが先手を取った。
ムサのプレミア初ゴールで1点をリードしたレスターは後半も、2トップを起点とした速攻からチャンスを創出。守備では素早く、集中したプレッシングで前半に手を焼いた相手のスピーディーな攻撃に対応し、反撃の糸口を掴ませない。
すると、献身的な働きを見せていた岡崎がついにチャンスをモノする。
63分、左サイドを突破したドリンクウォーターのクロスを相手CBがクリアするも、ルーズボールをペナルティーエリア内に走りこんでいた岡崎が直接押し込んだ。
岡崎にとって待望のゴールで追加点を奪ったレスターは、さらに80分に試合を決定づける。CKのこぼれ球に反応したフクスがライナー性のミドルシュートを放つと、これが直接ネットを揺らして、相手を突き放したのだ。
一矢報いろうとするクリスタル・パレスも85分に右サイドを突破したザハのクロスにキャバイエが合わせて1点を返したが、最後はゴール前に堅陣を敷くレスターを崩しきれずに万事休す。結局、試合は3-1で終了した。
今シーズン、プレミア初の先発起用でゴールを挙げて指揮官ラニエリの期待に応え、フル出場を果たした岡崎。次節のトッテナム戦の起用法にも注目だ。