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【イタリア対スペイン|採点&寸評】「空振り」ブッフォン&「PK献上」S・ラモスの両主将が最低点

カテゴリ:ワールド

片野道郎・山本孔一

2016年10月07日

バルザーリは攻守でパーソナリティーを見せた。

55分、まさかの「空振り」から失点。名手ブッフォンらしからぬミスだった。(C)REUTERS/AFLO

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【警告】イタリア=パローロ(50分)、ボナベントゥーラ(62分)、ボヌッチ(87分) スペイン=ブスケッツ(27分)、ビトーロ(44分)、D・コスタ(45分)、ピケ(85分)、S・ラモス(87分)
【退場】イタリア=なし スペイン=なし
(C) SOCCER DIGEST

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【イタリア|チーム&監督 採点&寸評】
チーム 6
テクニックで上回るスペインをリスペクトし過ぎて、消極的な振る舞いに終始、奪ったボールを自陣から持ち出すことすらままならなかった前半は、決定機こそ与えなかったとはいえ失望させられる内容だった。55分に失点した後、インモービレ投入をきっかけに攻勢に転じた最後の30分はポジティブに評価できるが、メンタル的な困難に陥ったスペインを押し切るだけのクオリティーとパーソナリティーに欠けるところはこのチームの限界か。
 
監督 ジャンピエロ・ヴェントゥーラ 5.5
前半の振る舞いが消極的に過ぎたにもかかわらず、ハーフタイムに修正できず。ブッフォンの「事故」で先制された後、インモービレ、ベロッティの投入で流れを変えた点は評価できる。とはいえ、CK時にスペインがショートコーナーで数的優位を作って危険な状況を生み出していたにもかかわらず、ハーフタイムまで手を打たなかったのは明らかなミスだ。
 
【イタリア|選手採点・寸評】
[GK]
1 ジャンルイジ・ブッフォン 5
冷静かつ的確なコーチングで最終ラインに落ち着きを与えるも、最終ラインが裏を取られた唯一の機会(55分)に飛び出しをミスして空振り。痛恨の先制点をプレゼントした。名手らしからぬ失態だ。
 
[DF]
★MON OF THE MATCH
15 アンドレア・バルザーリ 6.5
積極的な飛び出しで危険の芽を摘めば、攻撃でもDF陣では最も積極的にリスクを取る。際立ったパーソナリティーでチームを牽引し、改めて実力を見せつけた。
 
19 レオナルド・ボヌッチ 5.5
ダーティーなD・コスタとどつき合いの肉弾戦を展開し、45分にイエローカードをもぎ取る。しかし、スペインのハイプレスに苦しみ、ボール奪取後の組み立ては長短とも精度を欠いた。
 
3 アレッシオ・ロマニョーリ 6
代表デビュー戦とは思えぬ落ち着きで、ビトーロとコケをコントロール。的確な間合いとポジショニングで、ペナルティーエリア内へのラストパスをシャットアウトした。組み立ての局面で消極的に過ぎたのでマイナス0.5点としたが、出場停止キエッリーニの穴をしっかり埋めた。
 
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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