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【韓国メディアの視点】「シュート17本でたった2得点」と日本の決定力不足を伝えたが、それ以上に反応が大きかったのは…

カテゴリ:連載・コラム

慎武宏

2016年09月07日

「“誤審ショック”から脱出」と勝利を報じる一方、「慢性的な決定力不足の残念さも漏らした」

日本は多くのチャンスを作ったが、決定力を欠いて2点しか奪えなかった。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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 アウェーでタイを下してロシアワールドカップ・アジア最終予選の初勝利を手にした日本の試合結果は、韓国でも報じられている。
 
「日本、タイに2-0の勝利、最終予選初勝利を申告」(『エクススポーツ』)、「気を持ち直した日本、タイを圧倒」(『JOYNEWS24』)「日本、タイを2-0で撃破して“誤審ショック”から脱出」(『OSEN』)、「日本サッカー、タイを破って一息」(『デイリーアン』)などだ。
 
「“切歯腐心”の日本、タイを撃破」としたのは、『マネートゥデイ』だ。誤審問題などで悔しい思いをした日本の心境を“切歯腐心”とし、「それでも日本は毒気を持ってタイ戦に臨み、見事に大勝した」と報じた。
 
『SPORTAL KOREA』などは、「日本が試合開始から猛攻撃を浴びせた。 圧倒的なボール占有率を見せ、相手をハーフラインの下に追い込んだだけでなく自陣に密集したまま肉弾的な守備に乗り出したタイに、シュートの洗礼を浴びせた」としたほとだ。
 
「原口、浅野のゴールで起死回生した日本」(『SPOTV NEWS』)と、特定の選手の名を挙げた報道もいくつかあった。前出した『マネートゥデイ』も、「浅野と原口の用兵術が通用した日本の“ゴール決定力”は?」と題した記事の中で、「ハリルホジッチ監督は清武と岡崎を先発から外し、原口と浅野を起用した。ふたりはともにゴールを記録したことでハリルホジッチ監督の用兵術は成功した」とした。
 
 ただ、同メディアは「シュート17本で2ゴールしか記録できないなど慢性的な決定力不足の残念さも漏らした」と付け加えている。「日本メディア、タイ戦勝利でも酷評“シュート17本でたった2得点”」(『スポーツ東亜』)、「日本メディア、タイ戦勝利でも反応は分かる」(『STAR NEWS』)と、日本のメディアやネットユーザーたちの反応を報じるところも多かった。

 もっとも、そんな日本の反応以上に多かったのが、自国・韓国の不甲斐なさを嘆く記事だった。
 
 韓国は昨日、アジア最終予選でシリアと対戦。本来は敵地で行なわれる予定だったが、シリアが内戦状態であるため、中立地であるマレーシアで行なわれた試合は0-0で終わった。
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