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涙の退団から4年…メッシのカンプ・ノウ電撃訪問の舞台裏「バルサの誰とも調整されなかった」【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

エル・パイス紙

2025年11月26日

「クラブがどこまでしたかは分からない」

このアンゴラ戦の前にバルセロナを訪問したメッシ。(C)Getty Images

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 誰も想像していなかった中、リオネル・メッシがカンプ・ノウに戻ってきた。バルセロニスモがビーゴでの素晴らしい勝利に酔いしれている間、かつての(そして今もこれからも)自分の家で、親密なひと時を楽しんだ。そして翌朝、彼は長い間考えていたメッセージを世界に向けて発信した。

「昨夜、私は恋しい場所に戻った。とてつもなく幸せだった場所、皆さんが私を世界で一番の幸せ者だと何千回も感じさせてくれた場所だ。いつか戻ってこられることを願っている。かつてできなかった選手としてお別れの挨拶ができることを...」

 30分も経たないうちに、この投稿は100万以上の「いいね!」を集めた。

 メッシを知る者たちは、最後の文が象徴的な意味合いを帯びていることを理解している。彼らが特に注目するのは、「かつてできなかった」と「...」の部分だ。

 そう、メッシは2021年に起こったことを忘れていないのだ。同年3月の会長選挙中、ジョアン・ラポルタは去就に揺れるメッシの状況を「バーベキュー1つで」解決すると約束した。当時メッシはジョセップ・マリア・バルトメウ会長との不和を乗り越えたばかりで、変化を迫られながらも現状を維持したいと考えていた。そんな中での旧知の仲のラポルタの登場は、渡りに船の話だった。彼はこれまで以上に選挙戦に関与し、投票にも足を運んだ。そしてラポルタは勝利した。
 
 しかし、メッシの喜びは束の間だった。8月、彼の父親であり代理人でもあるホルヘ・メッシが、財政難に陥るクラブを手助けするために、一旦は3年契約の初年度に50%の減俸を受け入れることに合意したにもかかわらず、ラポルタは、契約更新は不可能だと伝えた。メッシは涙ながらにカンプ・ノウを去った。

「私は残留するためにできる限りのことをした。クラブがどこまでしたかは分からない」という彼の言葉に対し、数か月後、ラポルタは「レオの退団は悲しいが、必要なことだった」と応じた。

 以来、ラポルタはメッシとの関係を修復しようと様々なアプローチを模索した。バロンドール授賞式(2021年と2023年)とザ・ベストFIFAフットボールアウォーズ(2022年)で接触を試みたが、いずれも失敗に終わった。FIFAの情報筋によると、バルサの会長は「レオはどこだ?」と聞いて回っていたという。
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