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ラストワンプレーの劇的弾。鈴木優磨の得点をアシストした松村優太が見ていたものは?「誰かが詰めてくれると信頼していました」【鹿島】

カテゴリ:Jリーグ

渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

2025年10月25日

「仕留めに行ける選手がいるので心配していません」

72分からピッチに立った松村。同点弾をアシストした。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 J1で首位の鹿島アントラーズは10月25日、勝点5差で3位の京都サンガF.C.と敵地で対戦。前半に失点し、1点ビハインドのまま迎えた90+6分、ラストワンプレーで同点に追いつく。途中出場の松村優太のクロスを鈴木優磨が足先で合わせて、ネットを揺らした。

 チームを救う同点弾をアシストした松村は、クロスの瞬間に何を考えていたのか。

「手前の山を越えて空間に落とせれば、誰かが詰めてくれると信頼していました。鈴木選手が後半はよくファーサイドで待っていたし、後半頭からは知念選手も入っていて、(競り合いに)強い選手が揃っているのは分かっていました。ただ、ピンポイントで誰かに合わせたというよりは、スペースを狙ってという感じです」

 ベンチで戦況を見守っていた前半も、ピッチに立って以降も、決して焦りはなかったという。

「前半が上手くいかなくても、僕だけじゃなくて、流れを変えられる選手が多いので、ベンチで見ていてもそこまで僕たちは悲観していないというか。今日も先制されましたけど、後半に相手が疲れてくればチャンスもあると。

 今日だったら、田川(亨介)選手とか、荒木(遼太郎)選手と徳田(誉)選手とか、流れを変えられる、仕留めに行ける選手がいるので心配していません。そこはもうチーム全体で共有はしていました」
 
 得点にこそ結びつかなかったものの、徳田は空中戦の強さを発揮し、田川は相手の最終ラインの裏を狙い、荒木はボールキープで変化をつけるなど、途中出場の選手たちが効果的にプレーした。

「逆転したかった」と振り返る松村は、それでもしっかりと勝点を手にできる現在のチームについて、確かな手応えを感じている。

「前半が上手くいかなかったとしても、負けそうな試合を引き分けに、勝負がつかなそうな試合を勝ちに持っていけるのは、チームとしては非常に良い傾向ではあるかなと思います」

 9年ぶりのリーグ制覇を目ざす鹿島にとっては、価値のある勝点1だった。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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