【J1展望】磐田×G大阪|小林のラストマッチ。自称「生意気なガキ」が輝くか

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年08月12日

磐田――第2ステージ未勝利。漂う停滞感を打破するのは小林か、それとも――。

故障者/磐田=小川大、清水、荒木、岩元 G大阪=岩下、藤本
出場停止/磐田=宮崎、パパドプーロス G大阪=なし
五輪帯同による欠場/磐田=なし G大阪=藤春、井手口

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J1リーグ・2ndステージ8節
ジュビロ磐田×ガンバ大阪
8月13日(土)/19:00/エコパスタジアム
 
ジュビロ磐田
2ndステージ成績(7節終了時):16位 勝点4 0勝4分3敗 6得点・11失点
年間成績(24試合終了時):13位 勝点27 6勝9分9敗 27得点・34失点
 
【最新チーム事情】
●紅白戦での2トップはアダイウトンと森島。6節の柏戦で規律違反を犯したジェイは、前節に続いて欠場か。
●GKは怪我から復帰した八田が先発の見込み。カミンスキーも復帰間近。
●「来場者にTポイントがたまる」という企画の記者会見を9日に実施。Jリーグ初の試みで、対象は9節の鳥栖戦。磐田の勝利で100ポイント、磐田の選手が活躍すると多く付与される。
●8月12日に小林の欧州移籍が決定。
●名波監督は、G大阪戦のキャプテンに小林を指名。
 
【担当記者の視点】
 最大の注目は、オランダ1部ヘーレンフェーンに完全移籍が決まった小林だ。今節がラストマッチとなり、試合後にはセレモニーも予定されている。前節のFC東京戦ではスーパーゴールを決めており、“置き土産”となる2試合連続ゴールで第2ステージ初勝利を呼び込みたい。
 
 もっとも、チームは第2ステージ7戦未勝利だ。前節のFC東京戦は二度先行しながら追加点が奪えず、失速して逆転負けを喫するなど、ここのところ勝ち切れない試合が続く。
 
 そのFC東京戦では、後半から4バックに変更し、守備のスライドの遅さを修正するなど、相手の強みや展開に応じて上手く対応できている。ただ、そこから主導権を握るまでに至らないのが課題だ。
 
 ポイントはボランチ。今節は宮崎が出場停止で、川辺、山本がコンビを組みそうだ。前節以上に守備で粘り強さを発揮し、攻撃陣と効果的に絡めるか注目だ。また、ジェイの出場は微妙で、前節同様、アダイウトンと森島の2トップが濃厚。森島は前節にシーズン初ゴールを決めて復調の兆しを見せる。
 
小林祐希コメント(※クラブを通じてコメント)
 
 この度、SCヘーレンフェーンに移籍することになりました。20歳の夏にジュビロに来てから、丸4年が経ちました。試合になかなか絡めなかった時期が長かったのですが、出会った多くのスタッフ、チームメイト、サポーターに支えられて、苦しい時期を乗り越えて来ることができました。
 
 小林祐希という生意気なガキに温かく広い心で接してくれたスタッフ、チームメイトには、本当に感謝しています。そして、良い時も悪い時も常に応援してくれたサポーターの皆様にも、心から感謝しています。
 
 もっと伝えたい事があるのですが、ダラダラと長い文になってしまうので、このくらいにしておきます!行ってきます!
 
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