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「クラブは代表に招集しないよう働きかけた。だが…」怪我を抱える久保建英の日本代表選出に番記者が苦言 「ソシエダにも非がある」と主張する理由【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2025年10月10日

バルセロナのようなメディアへの影響力を持っていない

日本代表に合流後は別メニュー調整を続けている久保。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 タケ・クボ(久保建英)の左足首の痛みは冗談ではない。レアル・ソシエダでは非常に深刻に受け止め始められている。彼自身も痛みがあり、プレーに大きく影響していると語っている。おまけに厄介なのは、対戦相手がどこを蹴ったり踏みつけたりすればさらにダメージを与え、試合から消えさせられるかを把握していることだ。

 この混乱の中、タケは控えに降格している。代わりにプレーしているのが、現時点でかけ離れたレベルにあるゴンサロ・ゲデスだ。

 にもかかわらずタケは2つの親善試合に臨む10月シリーズの日本代表のメンバーに招集された。当然のことながら、ソシエダは身動きが取れない状況だ。なぜなら、同じく代表戦で負傷したラミネ・ヤマルの招集に抗議し、恥骨の痛みを再発させたことを理由に取り消しを勝ち取ったバルセロナのようなメガクラブのメディアへの影響力を持っていないからだ。

 では、ソシエダはどうなのか?私が所属する『ノティシアス・デ・ギプスコア』は、彼が代表に招集されないよう働きかけたことを確認したが、予想通り、その努力は実を結ばなかった。さらに言えば、5日のラージョ・バジェカーノ戦に出場した時点で、その努力は失敗に終わる運命にあった。
 
 日本代表の考え方は単純で、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督のものとよく似ている。ここでは各自が自分の都合で行動するだけだ。利己主義が優先され、クラブも代表チームも自分たちのことしか気にかけない。いずれ誰かが倒れるだろう。サッカー選手は人間であって機械ではないし、身体能力には限界がある。

 ソシエダにも非がある。タケが負傷していることを認め、映像でその様子を見せたにもかかわらず、セルヒオ・フランシスコ監督は記者会見で「心配しないで大丈夫だ」と真実を語らなかった。

 負傷箇所に何度もダメージを与えられる姿を見れば、彼らがうまく対応できなかったことは明らかだ。今日のプロサッカーにおいて、それは初歩的なミスだ。

 その間、ソシエダは超低空飛行を続けている。シーズンの4分の1を終えようかという時点で、いまだにチームは未完成で、未知数で、多くの課題を抱え、試合を支配し、相手を押し込むことができないでいる。
 
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