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「正直、前半はクソみたいなプレーばかりだった」22歳の日本代表アタッカーが後半に“化け物じみたゴール”。9月の招集に繋がる“DF無力化の理不尽な一撃”とも

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年08月24日

「別格の輝き」と称賛しても大袈裟ではない

素晴らしい個人技から追加点を決めた中村。(C)SOCCER DIGEST

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「正直、前半はクソみたいなプレーばかりだった」

 サンフレッチェ広島の中村草太は、アウェーの東京ヴェルディ戦(3-0で勝利)を振り返ってそう反省した。2025年8月23日の東京V戦はヴィッセル神戸戦(0−1で敗戦)から中2日というタイトなスケジュールでの開催だったので、「気持ちは入っているのに思うように身体が動かない」(中村)状態だったという。

 しかし、「監督が自分を使ってくれる。ピッチに残してくれた」後半、中村は気持ちを切り替えた。すると、1−0で迎えた62分、“DF無力化の理不尽な一撃”が生まれた。

 センターライン付近で自らパスカットした中村は、ジャーメイン良とのワンツーから抜け出すと、相手DFに足をかけられてバランスを崩すも、なんとか踏ん張ってまずGKをかわす。そしてエリア内で右足から左足にボールを持ち替えて、ゴールへとカバーに入った敵DFを嘲笑うかのようなシュートを決めたのだ。

「(DFに足をかけられて)倒れるか迷いましたが、決めることができて良かったです。(シュートが)ポストに当たって少し焦りましたけど、やっぱり持っていますね」
 
 スピード、技術、状況判断、その全てがパーフェクトだった“化け物じみたゴール”である。別格の輝きと、そう称賛しても大袈裟ではない。

 とりわけ素晴らしかったのが、GKを抜いた後のアクション。並の選手ならあのまま右足でシュートするはずだが、中村はカバーに入ったDFの動きを予測して“左足に持ち替える”。その状況判断は「さすが日本代表」だった。

 本人に「あそこで持ち替えるプレーはなかなかできるものではありません。さすがは日本代表に選ばれた実力者です」と伝えると、中村は「いえいえ」と恐縮していた。

 この22歳のアタッカーは「日本代表への想いは今あまりなくて、とにかく広島でタイトルを獲得したい」と言っていたが、東京V戦でのファインゴールが9月の代表招集(アメリカ遠征)に繋がる可能性は十分ある。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

【動画】中村草太”DF無力化の理不尽ゴール”
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