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「すべてが運命だった」福岡の金森健志が感謝。移籍前ラストマッチの相手は古巣の鹿島「挨拶ができて、見送られて、すごく幸せです」

カテゴリ:Jリーグ

渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

2025年08月07日

スタンドのファンから「豪州でも暴れてこい!」のメッセージ

福岡と鹿島の両サポーターへ感謝を口にした金森。写真:鈴木颯太朗

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 アビスパ福岡の金明輝監督が「たくさんの貢献をしてくれたレジェンド選手」と評した金森健志の移籍前ラストマッチだった。

 福岡は8月6日、天皇杯のラウンド16で鹿島アントラーズと敵地で対戦。延長の末、2-3で惜しくも敗れた。

 この試合で1点ビハインドの67分から登場したのが金森だ。紺野和也と代わって2シャドーの一角に入ると、献身的なプレーを披露。粘り強く戦ったチームを助けた。

 福岡で2013年にプロデビューを飾った金森は、15年のJ1昇格に貢献。その後、鹿島、鳥栖を経て、21年から再び福岡でプレーしていた。そして鹿島戦前日に、福岡退団を発表。オーストラリアのメルボルン・シティへの完全移籍を決めたのだ。

 メルカリスタジアムで金森の雄姿を見届けたファンから、試合後のスタンドで「金森健志 豪州でも暴れてこい! 俺達は博多の森で待っている。いつでも帰ってこい!」のメッセージが掲げられた。

 福岡での移籍前最後の公式戦を終えた金森は、ファンに向けて以下のようにコメントした。

「移籍を発表してから、本当にたくさんのアビスパサポーターから改めて愛されているなと感じました。もう頑張るしかない。ひと回りもふた回りも成長して、また福岡に帰ってきたいと思います」
 
 移籍先を決めたのは「ずっと見てくれていたから」だった。
 
「試合に出れない時も毎日、腐らず日々のトレーニングはやっていましたし、福岡でのプレーや、そういうところを評価されて今回のオファーだと思うので、本当に誰がどこで見てるか分からないなと感じました」

 続けて、対戦相手が古巣の鹿島だったことも感慨深かった。

「もうすべてが運命だったと思います。これも何かの縁なのかな。両チームのサポーターに最後にこうやって挨拶ができて、見送られて、すごく幸せです」

 多幸感を抱き、博多の漢は31歳で初めての海外挑戦に向かう。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

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