2025年7月20日、東京Vとの東京クラシックを1−0で制したFC町田ゼルビアの黒田剛監督は試合後、少しホッとした表情で会見場に現われた。その会見冒頭で指揮官が強調したのは“この一戦にかける思い”だった。
「チームとしてリーグ5連勝が頭に浮かぶ状況でしたが、前回の敗戦(J1リーグ第3節/0- 1)を踏まえて、この一戦にすべてを懸けるスタンスで取り組んできました。選手の口々からも「この一戦に懸けよう」と。結果、選手たちがしっかりと戦ってくれた認識でいます」
そう言った後、黒田監督は次のように試合を総括した。勝因のひとつは決定機を与えながらも前半を無失点で乗り切った点にあった。
「前半はちょっと足取りが重く、ヴェルディさんのセカンドボールの回収率が高かった印象です。人に譲っていたのか、なかなか足が動かなくて危ないシーンも作られましたが、終わってみれば前半に失点しなかったことが大きかったです。ハーフタイムのロッカールームで選手たちも『無失点でしのげたことが大きかった』と。『後半はセットプレーの形も含めて絶対にチャンスが来るからと。そこまで粘り強く戦おう』と選手たちも話をしていました」
「町田の強さをやっと表現できるように」
指揮官曰く「まさにそのとおり」になった。決勝点はロングスローから。セットプレーでチャンスを作る。そうした流れでの菊池流帆の決勝弾は、町田らしいゴールだった。
「得意なリスタートに加え、身体を張ったシュートブロックなど、相手をフリーにさせない守備を選手たちが最後まで遂行してくれた。最終的に町田らしい勝ち方ができましたし、町田の強さをやっと表現できるようになってきたのかなと。勝ち続けるにはどういう戦い方をしなければならないのか。身体で覚えていることを体現できるようになってきたのは大きな収穫です」
リーグ5連勝で臨む次節のヴィッセル神戸戦。町田にとって真価が問われる一戦になりそうだ。黒田監督もこの試合の重要性を十二分に理解している。
「中断期間を経てチャレンジャー精神を持って次の一戦で6連勝を達成できるように取り組んでいきます」
取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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