日本代表は7月15日に龍仁ミルスタジアムで開催されたE-1選手権(東アジア選手権)の第3戦で、ホスト国の韓国代表と対戦し、1-0で勝利。連覇を達成した。
この試合の45分、相手と競り合った相馬勇紀がファウルを取られ、イエローカードを受けた。ワールドカップ出場経験もあるゲームキャプテンは、判定に納得がいかず、主審に執拗に抗議した。
そこに、すかさず駆け寄ったのが、33歳のMF稲垣祥だった。相馬をなだめ、審判から引き離したのだ。
このシーンについて、稲垣は試合後、「相馬はカッとなったらプレーに出ちゃうんで。カッとなってファウルしていますし。そういうところは分かっているので、昔からやっているからこそかなと思います」と振り返った。
かつて名古屋グランパスで同じ釜の飯を食った仲だからこそ、落ち着かせる必要があると判断したのだ。
「昔からやっているからこそ」
もし、しつこく抗議を続けていたら、もう一枚イエローカードをもらい、退場になってしまう可能性もあった。そういった意味で、隠れたファインプレーだったと言えるだろう。
プレー面でも球際で強さを発揮し、豊富な運動量でチームを支えたボランチは、こう喜びを口にした。
「このチームで優勝できて、最後にうれしさがこみ上げてきました。思ったより苦しい時間が長くてコントロールは出来なかったですけど、最後のところで踏ん張るとか、全員が隙を作らないことはやれていたと思うし、そういうところは代表の誇りを持って皆が戦いきったと思います」
38歳の長友佑都が注目を浴びたなか、もうひとりのベテラン戦士の活躍も忘れてはならない。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)
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