最後は耐えて、耐えて、耐え凌いでの勝利。E-1選手権で韓国を1−0で下した日本が無傷の3連勝で大会連覇を果たした。
優勝決定戦となった韓国戦は攻め込まれる時間帯も多く、厳しい試合だった。内容を振り返ればネガティブな面もあるだろうが、そもそも今大会はオール国内組という即席チームで臨んでいる。準備期間が短く、組織的なプレーをさほど期待できない状況下だったので、韓国戦のような展開は十分あり得るわけでむしろよく勝ったと称賛されるべきだろう。
チームとしてどうだったかを論じるよりも着目すべきは個のパフォーマンスで、その点で言えば決勝弾を決めたジャーメイン良は素晴らしかった。前半に限れば前線で巧みにボールを捌くシーンもあり、及第点以上の仕事をした。
ただ、大会MVPと得点王に輝いたジャーメインがここから継続的に代表に呼ばれるかは正直、分からない。シャドーは激戦区で、彼が争うライバルは久保建英、鎌田大地、南野拓実といった猛者たちなのだ。そう簡単に代表には定着できないだろう。
食い込む余地はありそう
そんなジャーメインよりも代表定着の可能性が高そうなひとりが、CBの古賀太陽か。韓国戦でのクレバーな守備、CBに加えて急きょ左ウイングバックもこなした利便性は大きな魅力。冨安健洋や町田浩樹といった実力者が負傷離脱中という事態を考えれば、チャンスはありそうだ。レギュラーとは言わないまでもバックアッパー候補として呼ばれるかもしれない。
サイドバックもできるユーティリティ性はやはり見逃せない。複数のポジションに対応可能で選手層に厚みをもたらす古賀が9月の代表活動に呼ばれる可能性はありそうだ(もちろん、それまでクラブで活躍することが最低条件だが)。
地味ながらもじわりと序列を上げた印象もある古賀。シャドー、三笘薫が健在の左ウイングバックなどに比べればCBはチャンスがありそうなポジションで、万能型の彼が食い込む余地はあるだろう。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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