苦しみながらも３戦全勝で大会連覇を果たした。
７月15日、韓国で開催中のE-1選手権男子は最終日を迎え、２勝同士の日本と韓国が対戦。日本は８分に相馬勇紀のクロスにジャーメイン良が鮮烈ボレーで応えて先制すると、この虎の子の１点を守り切って１－０の勝利を収めた。E-1で初めて３戦全勝を飾った日本が、２大会連続３度目の戴冠を決め込んだ。
これで日本と韓国の通算対戦成績は、79試合を戦って日本の16勝23分け40敗となった。日本は2021年３月に３－０（国際親善試合）で、22年７月にも３－０（E-1）で勝利を挙げており、対韓国戦で３連勝。71年間に及ぶライバル対決の歴史で、初の快挙を達成した。
日本は対韓国戦で史上初の３連勝
韓国メディアから聞こえてくるのがやはり嘆き節だ。『デイリースポーツ』は「日本に初めて３連敗を喫する屈辱まみれの夜になった」と報じ、「日本と韓国は同じ３バックシステムを採用し、類似したスタイルを追求している。今回はチーム力もコンディションもほぼ同等だっただろう。森保一監督とホン・ミョンボ監督の力量差が結果に表れたとも言える」と論じた。
さらに同メディアは「韓国は序盤から日本が得意とするハイプレッシャーに苦しめられた。前半は完全に凌駕され、１点を追う後半は逆に日本を自陣に押し込んだものの、彼らの堅陣を崩すだけの攻撃力に乏しかった」と記し、「ホン・ミョンボ監督の十八番である人海戦術も奏功せず。日本の戦術の完成度は高かった。戦術面でもプレーの質においても、差は歴然だったと言わざるを得ない」と締めくくった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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