DF起用だったからこその苦言
不慣れなポジションとはいえ、絶対に避けるべきプレーだった。2025年7月13日に開催されたE-1選手権、なでしこジャパン対韓国女子代表戦(結果は1−1)での山本柚月への苦言である。
2024−25シーズンの日テレ・東京ヴェルディベレーザでは主に3バックシステムの右ウイングバックでプレーしていた山本(昨季のWEリーグMVPである)が、なでしこジャパンでサイドバック起用されるのはこれで3回目(5月、6月のブラジルとの連戦と今回の韓国戦)だ。まだまだ慣れないポジションだが、韓国戦で看過できないプレーがあった。
55分、韓国が速攻から日本の右サイドに展開したシーンで、山本はボールホルダーのチャン・スルギと対峙。典型的な1対1の場面で、山本は大きなミスをする。
サイドから仕掛けたチャン・スルギに対し、右に重心を乗せすぎたせいであっさりと抜かれてしまう。しかも、中に切り込まれて際どいシュートまで許したのだ。
2024−25シーズンの日テレ・東京ヴェルディベレーザでは主に3バックシステムの右ウイングバックでプレーしていた山本(昨季のWEリーグMVPである)が、なでしこジャパンでサイドバック起用されるのはこれで3回目(5月、6月のブラジルとの連戦と今回の韓国戦)だ。まだまだ慣れないポジションだが、韓国戦で看過できないプレーがあった。
55分、韓国が速攻から日本の右サイドに展開したシーンで、山本はボールホルダーのチャン・スルギと対峙。典型的な1対1の場面で、山本は大きなミスをする。
サイドから仕掛けたチャン・スルギに対し、右に重心を乗せすぎたせいであっさりと抜かれてしまう。しかも、中に切り込まれて際どいシュートまで許したのだ。
この場面、山本は明らかに日本ゴールへ突進しようとしていた“チャン・スルギのプレーの矢印”を違う方向に向けないといけなかった。要するに、もう少し並走するようなシチュエーションにして、チャン・スルギを縦に行かせて、ゴールから遠ざけるべきだったのだ。
チャン・スルギの間合いに呑み込まれ、結果的に左足だけ出す拙いディフェンスになってしまった山本。大きなミスが許されないDFでの起用だったからこその苦言である。このミスをひとつの経験にして、さらなる成長を望みたい。
文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)
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