トリノやラツィオなどで活躍したインモービレは、セリエAで４度の得点王に輝き、2019－20シーズンには36ゴールをマークしてゴンサロ・イグアインの持つリーグの年間最多得点記録に並んだ。

　そんな点取り屋は昨夏、８シーズンを過ごしたラツィオを離れ、トルコのベシクタシュへ移籍。新天地では公式戦41試合に出場し、19ゴールを挙げている。

　今夏、インモービレがイタリア復帰を果たすとなれば、注目が集まるのは“バッジョ超え”だ。

　現在、インモービレはセリエA通算201ゴールで歴代８位。ロベルト・バッジョの205得点まではわずか４ゴール差で、さらに６位のアントニオ・ディ・ナターレ（209得点）も射程圏内に捉えている。

　なお、ボローニャはトロントFCを退団したイタリア代表MFフェデリコ・ベルナルデスキの獲得にも迫っている。

　実績十分のタレントたちをヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督がどうやり繰りするのか。来シーズンのボローニャから目が離せない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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