衝撃のヘッド弾&PK奪取。FC東京を救った新戦力が“巻き返しの切り札”に

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年06月29日

途中出場で全得点に絡む

横浜FC戦で鮮烈な活躍を見せた長倉。(C)J.LEAGUE

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 いきなり4分に先制されて、その後もなかなか攻略の糸口を掴めない。このまま負けてしまうのか、そんな瀕死状態のFC東京を衝撃の活躍で救ったのは25歳のアタッカーだった。

 2025年6月28日、味の素スタジアムで開催された横浜FC戦でFC東京は苦しんでいた。攻撃を仕掛けようにも前線でタメを作れず、相手に弾き返されるばかり。0−1で前半を終えた段階では「悪い流れのままズルズルと行ってしまうのではないか」との懸念が著者にはあった。

 しかし、59分にアタッカー3人(長倉幹樹、仲川輝人、佐藤恵允)を同時投入してから試合の流れが変わった。この3人が仕掛けや崩しの局面で有機的に絡み、さらにフィニッシュの場面にも顔を出すようになってから、FC東京の攻撃が明らかに良くなったのだ。

 なかでも素晴らしかったのが長倉だ。6月7日に浦和レッズから期限付き移籍で加入した25歳の新戦力はトップ下の位置でボールを引き出し、そこから上手く捌くなど、受け手にも出し手にもなり、自らゴール前に走り込んでフィニッシャーとしての役割もこなした。
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 その結果、85分、橋本拳人のクロスをヘッドで合わせて同点弾を叩き込むと、後半のアディショナルタイムには抜群の抜け出しから相手のファウルを誘ってPKを奪取。全2得点に絡む活躍で、救世主的存在になったのだ。

 最後のPKを決めた森重真人は長倉の貢献を以下のように評した。

「ボールを引き出してくれて、攻撃のスイッチになってくれる。今季はあそこからどうするかが課題だったので、彼が入ったことでゴールに向かうプレーが加わった。その良さがこの2試合(3−0と勝利した横浜F・マリノス戦とこの日の横浜FC戦)は出ています」

 長倉自身も“間で受けるプレー”は「自分の持ち味」と明言。ボールを呼び込むアクションも得意という彼が、ここから巻き返しの切り札になる予感も漂う。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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