浦和レッズは現地６月17日、クラブ・ワールドカップのグループステージ第１節で、アルゼンチンの強豪リーベル・プレートとシアトルで対戦。１－３で敗れ、黒星スタートとなった。

　一瞬の隙を突かれるなどし、三度ヘッドで被弾。攻撃面では、自分たちの展開に持ち込んだ時間帯もあったが、０－２で迎えた58分に松尾佑介がPKで１点を奪うに留まった。

　厳しい結果となったものの、すぐに気持ちを切り替えなければならない。中３日で戦う相手は今季のチャンピオンズリーグ（CL）準優勝のインテルだ。
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　アメリカへ飛び、『DAZN』の中継で解説を務めた内田篤人氏はリーベル戦後、「レッズは良いチームとやりますね！」とコメント。そのうえで、CL後にシモーネ・インザーギ監督が退任し、鈴木彩艶がゴールを守るパルマからクリスティアン・キブ監督を引き抜いたインテルの印象をこう説明した。

「チャンピオンズリーグも決勝まで行ってますし、戦い方はしっかり３バック。カウンターも上手ですし、押し込みながら攻撃もできるし、何でもできますよ！今日よりもう少し『速い！』って印象が強いかもしれません」

　カウンター速いですからね。決め切ってきますし、そういったところで後手に回ると取り返せない部分も出てくると思いますので、まずは準備からだと思います」

　警戒すべき選手を問われた際には、「ラウタロ・マルティネス」と即答。セリエAを代表するスーパースターの名を一切迷わずに挙げた。

「誰が見ても長年インテルを引っ張ってきていますし、『どうやって止めよう？』と。何でもできる」

　強烈な個が揃うインテル相手に、浦和は勝点を奪えるか。リーベル戦からの立て直しが求められる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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