セルティックは2025-26シーズンにさらなる飛躍を目指す。そのためのチームをどのように編成していくのだろうか。

　スコティッシュカップ決勝で敗れ、国内三冠こそ逃したものの、リーグ４連覇を達成したセルティック。さらにチャンピオンズ・リーグでもリーグフェーズを突破し、プレーオフで強敵バイエルン相手に善戦した。それだけに、来季はさらなる躍進が期待される。

　一方で、活躍した前田大然や旗手怜央をはじめ、主力の退団の可能性をめぐる憶測も後を絶たない。来季、ブレンダン・ロジャーズ監督がどのようなチームを率いることになるのか注目だ。

　地元メディア『GlasgowWorld』は６月16日、夏のマーケットにおけるセルティックの展望記事を掲載。前田と旗手の慰留もポイントのひとつにあげている。

　同メディアは「ハタテとマエダの日本人コンビをとどめることは、ロジャーズにとって最優先課題でなければならない。特にセルティックが欧州で昨季のような、できればもっと良いパフォーマンスを目ざすのであればなおさらだ」と報じた。

「スコティッシュカップ決勝を見る限り、ハタテのクリエイティビティがないとチームにとって大きな損失だ。また、ジョッタがケガで長期離脱とあり、マエダがとどまる必要がある。彼はセルティックの攻撃陣にとても多くをもたらしてくれ、素晴らしい万能性と電光石火のスピードを出せる。それはどんなチームをも苦しめるものだ」

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　GlasgowWorldが取り上げた注目ポイントには含まれていなかったものの、セルティックは先日、アルビレックス新潟に所属する稲村隼翔への関心が報じられたところだ。

　新シーズンのセルティックでプレーする日本人選手は、前田、旗手、そして稲村の３人となるのか。今後の進展から目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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