現地６月14日、リオネル・メッシを擁するインテル・マイアミ（アメリカ）とアル・アハリ（エジプト）のオープニングマッチを皮切りに、クラブ・ワールドカップがついに開幕した。出場チーム数は32に増え、大幅にバージョンアップしたため、注目度は非常に高い。

　日本からは浦和レッズが参戦。17日にリーベル・プレート（アルゼンチン）、21日にインテル（イタリア）、25日にモンテレイ（メキシコ）と相まみえる。決戦を前に、キャプテンの関根貴大がJリーグ公式のインタビューに対応。個人、チームともに準備は万端だと伝えた。

「個人のコンディションはすごく上手く調整できていますし、良いコンディションで練習試合とトレーニングを迎えられています。チームとしてもすごく良い雰囲気でここまで来れています」

　Jリーグ代表、日本代表として、気合は十分だ。

「（形式が変わって）初めて行なわれる大会で、昨日が初戦（開幕戦）だったんですけど、それを見ていてもすごくエキサイトするゲームでした。国と国のプライドがマッチするようなゲーム展開になるので、すごく意味のある大会にしたいなと思っています。

　自分たちのプライドを持ってやらないと足元すくわれるなと感じましたし、やっぱスピーディでパワフルだなとすごく感じたので、そこにどれだけ自分たちが適用できるかが大事かなと思います」
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　まず南米屈指の強豪を下し、弾みをつけられるか。

「（リーベルは）すごく良いチームですし、グループステージの初戦ですごく大事なゲームになるので、立ち上がりがすごく大事になってきます。この３試合の中で１番と言っていいほど大事なゲームになるので、引き締めて迎えたいです。自分たちは４－４－２のブロックをしっかり組んで、そこからのカウンターは脅威を与えられると思うので、そこをしっかり出していきたいです」

　リーベルは熱狂的なサポーターを持つことでも知られ、世界最多のホームゲーム平均観客数を記録。本拠地エスタディオ・モヌメンタルに平均８万5000人を集めている。もっとも、浦和サポーターの熱量も世界有数だ。関根はインタビューの最後に、こう決意を示した。

「浦和レッズのサポーターはそれにも負けないほどの熱意を持っていると思いますし、それだけの多くのサポーターが僕たちを後押ししてくれるので、僕たちはピッチでしっかり戦いたいです」

　アメリカでも大応援団を味方につけて戦う浦和の大躍進に期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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