現時点では遠藤、守田、田中に続く「第4のボランチ」の位置づけ
6月シリーズの初戦となるオーストラリア戦(北中米ワールドカップ・アジア最終予選第9節)が、いよいよ迫ってきた。日本時間で5日の20時10分にキックオフ予定だ。
今回はサバイバル要素の強い陣容で挑んでいる森保一監督は、前日会見で新戦力の積極起用を口にしたという。だが、アジア屈指の強豪と敵地で対峙することを考えると、高すぎるリスクは冒せない。12月のW杯抽選会のポッド分けを有利に運ぶためにも、やはり勝利が必要不可欠と言っていい。
となれば、既存戦力を各ポジションの軸に据え、そこにこれまで招集しながら出番を与えられなかった面々を組み合わせる形がベター。実際にそうなる可能性が高そうだ。
特にかじ取り役となるボランチに目を向けると、やはりキャプテンの遠藤航(リバプール)は絶対に外せない。32歳のベテランはチームの精神的支柱であり、攻守の要。今季のプレミアリーグではシーズン通算20試合で計257分しかピッチに立っていないものの、コンディション的にはまったく問題はないはずだ。
遠藤のボール奪取力と配球力、周りを動かす力が発揮されなければ、チームとしても機能しない。ここはまずどっしりと構えて、力強い統率力を示してほしい。
その相棒としては、1年4か月ぶりに代表復帰となった佐野海舟(マインツ)、初選出の熊坂光希(柏)、シャドー兼務の鎌田大地(クリスタル・パレス)らがいるが、やはり筆頭候補は、2024年パリ五輪でキャプテンマークを巻いた藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)だろう。
2022年のE-1選手権で初代表を経験した彼は、24年10月シリーズから再招集され始め、その後も継続して呼ばれてきた。ベンチ入りしたのは、昨年10月のオーストラリア戦と今年3月のサウジアラビア戦の2試合だけ。ともに出番なしに終わっているが、コンスタントに代表活動に参加している分、チームの戦術やタスクをよく理解している。
今回はサバイバル要素の強い陣容で挑んでいる森保一監督は、前日会見で新戦力の積極起用を口にしたという。だが、アジア屈指の強豪と敵地で対峙することを考えると、高すぎるリスクは冒せない。12月のW杯抽選会のポッド分けを有利に運ぶためにも、やはり勝利が必要不可欠と言っていい。
となれば、既存戦力を各ポジションの軸に据え、そこにこれまで招集しながら出番を与えられなかった面々を組み合わせる形がベター。実際にそうなる可能性が高そうだ。
特にかじ取り役となるボランチに目を向けると、やはりキャプテンの遠藤航(リバプール)は絶対に外せない。32歳のベテランはチームの精神的支柱であり、攻守の要。今季のプレミアリーグではシーズン通算20試合で計257分しかピッチに立っていないものの、コンディション的にはまったく問題はないはずだ。
遠藤のボール奪取力と配球力、周りを動かす力が発揮されなければ、チームとしても機能しない。ここはまずどっしりと構えて、力強い統率力を示してほしい。
その相棒としては、1年4か月ぶりに代表復帰となった佐野海舟(マインツ)、初選出の熊坂光希(柏)、シャドー兼務の鎌田大地(クリスタル・パレス)らがいるが、やはり筆頭候補は、2024年パリ五輪でキャプテンマークを巻いた藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)だろう。
2022年のE-1選手権で初代表を経験した彼は、24年10月シリーズから再招集され始め、その後も継続して呼ばれてきた。ベンチ入りしたのは、昨年10月のオーストラリア戦と今年3月のサウジアラビア戦の2試合だけ。ともに出番なしに終わっているが、コンスタントに代表活動に参加している分、チームの戦術やタスクをよく理解している。
現時点では遠藤、守田英正(スポルティング)、田中碧(リーズ)に続く「第4のボランチ」という位置づけなのは間違いない。
2024-25シーズンのシント=トロイデンは下位プレーオフに回り、何とかベルギー1部残留を果たしたなか、藤田自身は33試合に先発出場。絶対的主力としてチームをけん引し、確かな飛躍を遂げている。
そういう人材を遠藤と組み合わせることで、日本代表の中盤も安定感を引き上げられるはず。むしろ、そうしなければいけないのだ。
藤田も遠藤とコンビを組むことで、思い切って攻撃的な仕事に取り組めるかもしれない。圧倒的なデュエルの強さを誇るキャプテンがサポートしてくれるのであれば、得意のパス出しも光るだろうし、落ち着きをもらすことも可能になる。
ここまで最終予選を外から見守ってきただけに、今は試合に飢えているに違いない。その飢餓感をピッチで遺憾なく発揮し、代表定着の布石を打ちたいと闘争心を燃やしているはずだ。
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
2024-25シーズンのシント=トロイデンは下位プレーオフに回り、何とかベルギー1部残留を果たしたなか、藤田自身は33試合に先発出場。絶対的主力としてチームをけん引し、確かな飛躍を遂げている。
そういう人材を遠藤と組み合わせることで、日本代表の中盤も安定感を引き上げられるはず。むしろ、そうしなければいけないのだ。
藤田も遠藤とコンビを組むことで、思い切って攻撃的な仕事に取り組めるかもしれない。圧倒的なデュエルの強さを誇るキャプテンがサポートしてくれるのであれば、得意のパス出しも光るだろうし、落ち着きをもらすことも可能になる。
ここまで最終予選を外から見守ってきただけに、今は試合に飢えているに違いない。その飢餓感をピッチで遺憾なく発揮し、代表定着の布石を打ちたいと闘争心を燃やしているはずだ。
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”