技術力詰まったダイレクトシュートは見事
[J1第14節]川崎 2-1 横浜FC/5月14日/Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu
ACLエリートで準優勝を果たしたが、帰国後の鹿島戦には1-2で敗れ、リーグ戦では6試合勝利がなかった川崎は、横浜FC戦でも先制を許す苦しい展開。それでも2-1で競り勝った。
84分、逆転弾を導いたのは先発した家長昭博だ。ボランチの山本悠樹が裏へ走ったFWエリソンへ自陣からロングフィード。このパスは相手GK市川暉記が前に出てヘッドでクリアしたが、そのボールをダイレクトで狙ったのが家長だった。
浮いたボールの落ちどころを打つ難易度の高いシュートは惜しくもバーに嫌われたが、カバーに走ったDFンドカ・ボニフェイスがトラップ後に焦ったのかまさかのオウンゴール。川崎が2-1でゲームを締めた。
殊勲になった家長だが、試合後のミックスゾーンでは家長節と言わんばかりに「キーパーが出ていたのでシュートを打っただけでした」と端的なコメント。
試合は4分にCKから失点し、その後は相手を押し込むも逆転できないもどかしい展開だった。それでも「焦らずにやろうかなと思っていました」と語り、勝負どころを見逃さないのだからさすがである。
【動画】川崎・家長の絶妙ループがオウンゴールを誘発
ACLエリートで準優勝を果たしたが、帰国後の鹿島戦には1-2で敗れ、リーグ戦では6試合勝利がなかった川崎は、横浜FC戦でも先制を許す苦しい展開。それでも2-1で競り勝った。
84分、逆転弾を導いたのは先発した家長昭博だ。ボランチの山本悠樹が裏へ走ったFWエリソンへ自陣からロングフィード。このパスは相手GK市川暉記が前に出てヘッドでクリアしたが、そのボールをダイレクトで狙ったのが家長だった。
浮いたボールの落ちどころを打つ難易度の高いシュートは惜しくもバーに嫌われたが、カバーに走ったDFンドカ・ボニフェイスがトラップ後に焦ったのかまさかのオウンゴール。川崎が2-1でゲームを締めた。
殊勲になった家長だが、試合後のミックスゾーンでは家長節と言わんばかりに「キーパーが出ていたのでシュートを打っただけでした」と端的なコメント。
試合は4分にCKから失点し、その後は相手を押し込むも逆転できないもどかしい展開だった。それでも「焦らずにやろうかなと思っていました」と語り、勝負どころを見逃さないのだからさすがである。
【動画】川崎・家長の絶妙ループがオウンゴールを誘発
もっともリーグ戦での久々の勝利の意味を訊かれると、らしい言葉を残した。
「次勝つのが一番大事。こんだけ勝ちがないのはありえないし、そういうクラブじゃないとみんな認識しないと。
毎年優勝を課せられていたクラブですし、当たり前のようにそのハードルに挑んでいたと思う。ちょっとそういう空気じゃなくなってきている気がしますが、そんなクラブじゃない。もっと高いところを目指さないとダメなんじゃないかなと思います」
仲間から慕われる“アキさん”の檄はチームに届いているはず。首位の鹿島より消化試合が2試合少ないなかで、勝点13差の9位。ここからの巻き返しを目指す。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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「次勝つのが一番大事。こんだけ勝ちがないのはありえないし、そういうクラブじゃないとみんな認識しないと。
毎年優勝を課せられていたクラブですし、当たり前のようにそのハードルに挑んでいたと思う。ちょっとそういう空気じゃなくなってきている気がしますが、そんなクラブじゃない。もっと高いところを目指さないとダメなんじゃないかなと思います」
仲間から慕われる“アキさん”の檄はチームに届いているはず。首位の鹿島より消化試合が2試合少ないなかで、勝点13差の9位。ここからの巻き返しを目指す。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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