• トップ
  • ニュース一覧
  • 「アップ中から泣きそうになりました」ついに兄弟対決が実現! 東京Vの福田湧矢と湘南の福田翔生が万感の思い「すごく楽しかった」

「アップ中から泣きそうになりました」ついに兄弟対決が実現! 東京Vの福田湧矢と湘南の福田翔生が万感の思い「すごく楽しかった」

カテゴリ:Jリーグ

岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

2025年05月12日

「ずっと兄ちゃんが僕を支えてくれた」

福田兄弟の兄・湧矢(左)と弟・翔生(右)。ふたりにとって初の兄弟対決が実現した。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

[J1第16節]東京V 0-2 湘南/5月11日/味の素スタジアム

 ふたりの夢が、ついに叶った。

 5月11日に行なわれたJ1第16節の東京ヴェルディ対湘南ベルマーレの一戦。両チームのスターティングメンバーに“福田”の名が刻まれた。

 東京Vの福田湧矢と、湘南の福田翔生。ふたりにとってJリーグで初めての兄弟対決が実現したのだ。

 兄・湧矢は2018年に東福岡高からJ1のガンバ大阪に加入し、今季から東京Vでプレー。兄と同じく東福岡高出身の弟・翔生は、19年に当時JFLのFC今治でキャリアをスタートさせ、Y.S.C.C.横浜を経て23年途中に湘南に移籍した。

 常々「兄弟対決は夢」と語ってきた翔生は、東京V戦にどんな気持ちで臨んだのか。

「ウォーミングアップ中から泣きそうになりました。これまでずっと兄ちゃんが僕を支えてくれた。僕がどんなに苦しい時でも『大丈夫だ』と励ましてくれた。その支えがなかったら、僕はJ1の舞台に立っていません。兄ちゃんも怪我を繰り返してきたなかで、今、ピッチで戦えている。色々な想いが入り混じって、泣きそうでした」
【動画】福田兄弟の絆が見えた熱いハイタッチ
 試合で福田兄弟は何度もマッチアップ。41分、翔生のファウルで湧矢が倒れ、試合が止まった後、互いを鼓舞するようにハイタッチしたシーンは感動的だった。

 タイムアップの笛が鳴った後、ピッチに倒れ込んだ翔生。すべてを出し切った兄弟対決を終え、万感の思いを口にする。

「僕はプロに入ってから、苦しい時が長かった。そんななか、兄ちゃんはJ1の舞台で活躍していて、その姿を見て『俺も絶対にJ1でやってやる』と思っていました。今日はひとつ、夢が叶った日になった」

 湧矢も、弟への特別な想いを隠さない。

「やっぱり、すごく楽しかったです。最後、アイツ(翔生)、ぶっ倒れていましたね。“さすがやな”と思いましたよ。全部を出し切れるところが」

 福田兄弟は「やっと戦えたな」と言葉を交わしたという。今後もふたりの切磋琢磨は続いていくのだろう。

取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)

【画像】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介!

【記事】「なんで? 日本人でポジション争いをするの?」内田篤人、29歳日本代表の移籍に意見「寒いですよ…」
 
【関連記事】
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
【画像】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介!
【画像】奥野耕平のゴールに盛り上がった湘南ベルマーレサポーター!
「ホッとしています」プロ7年目で待望のJ1初ゴール! 湘南MF奥野耕平が喜び「智さんから『もっと熱を出せ』と」
湘南DF鈴木淳之介を日本代表の森保一監督が賞賛。E-1選手権での代表招集も?「今後が楽しみな選手」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年6月号
    5月10日発売
    KASHIWA REYSOL
    柏レイソル大解剖
    魅惑的な「リカルド戦術」の正体
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年6月5日号
    5月15日発売
    識者を唸らせたのは誰だ!?
    ②024-2025シーズンの
    BEST PLAYER
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ