悔しさを露わにした。

　アーセナルは現地５月７日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）準決勝の第２レグで、パリ・サンジェルマン対戦。ホームでの第１レグに０－１で敗れていたなか、逆転を狙って敵地に乗り込んだが、１－２で敗れ、アグリゲートスコア１－３で敗退が決定した。

　ホームでの第１レグを０－１で落としていたなか、１－２で敗れ、２戦合計１－３で敗退が決定した。

　ガナーズにとって痛恨だったのが、序盤のチャンスをモノにできなかったことだ。第１レグに続いて好セーブ連発する相手GKジャンルイジ・ドンナルンマから得点を奪ったのは、０－２になった後の76分。時すでに遅しだった。

　英公共放送『BBC』によれば、自身も強烈なシュートを攻守で防がれたキャプテンのマーティン・ウーデゴーは、こうコメントした。

「僕たちは全力を尽くした。試合の入りは本当に良かった。積極的に攻め、勢いに乗って、ビッグチャンスもいくつかあったのに、最終的には十分ではなかった。２試合を通して、ペナルティエリア内では良いプレーができたものの、力不足を露呈した。素晴らしいセーブを見せた相手のゴールキーパーを称えたい。（自分たちは）十分ではなかった。それが悔しい」
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　ノルウェー代表MFは「開始直後から試合をコントロールできた。しかし、ペナルティエリア内での強さが足りず、そこで失点してしまった。つらい。リーグ戦とチャンピオンズリーグで大きなゴールを決めたかった。大きな成果を挙げたかった」と失望を口にした。

「とても残念だけど、強い気持ちを持ち続け、団結しなければならない。この教訓を糧に、痛みを乗り越え、より強くなって戻ってくる必要がある」

「この経験から学ばなければならない。多くの良いプレーをしたが、それだけでは十分ではない。ゴール前こそが試合の行方を左右する場所であり、はそこでより鋭いプレーをしなければならない。この痛みを良い方向に利用しなくてはならない」

　悲願の欧州制覇は、また持ち越しとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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