現地時間５月７日に開催されたチャンピオンズリーグ（CL）準決勝の第２レグで、パリ・サンジェルマンとアーセナルが前者のホームで対戦した。

　立ち上がりにペースを掴んだのは、ホームでの第１レグを０－１で落としているアーセナルだ。開始３分、右サイドからのクロスにライスがヘッドで合わせたが、枠を捉えられない。

　４分にも、トーマスのロングスローからマルチネッリにチャンス。しかし、相手GKドンナルンマに防がれた。その４分後、ロングスローのこぼれ球に反応したウーデゴーの強烈なシュートも、イタリア代表守護神のファインセーブに阻まれる。

　劣勢のパリSGは17分、ペナルティエリア手前の左サイドでボールを受けたクバラツヘリアが右足でシュート。これは惜しくも右ポストを直撃したものの、ここから主導権を握る。

　23分の好機は、ドゥエのシュートが敵GKラヤにキャッチされるが、迎えた27分、FKのこぼれ球を収めたファビアン・ルイスが強烈なシュート。これがネットに突き刺さり、先制点を奪う。

　２戦合計２－０とリードを広げたホームチームは、さらに30分にカウンターからビッグチャンスが訪れるも、バルコラのシュートはラヤに阻止された。
【動画】パリのスペイン代表MFが強烈なゴラッソ

　後半に入って64分、サカに右サイドから狙い澄ましたシュートを浴びるも、ドンナルンマが好セーブを披露する。

　その後のCKから、カウンターを仕掛けたパリSGは、ハキミのシュートがルイス＝スケリーのハンドを誘発。PKを獲得するも、ヴィティーニャのキックはラヤにセーブされた。

　それでも72分、敵陣でのボール奪取から、ハキミが鋭いシュートを叩き込み、３点差とする。

　しかし76分、トロサールに自陣右サイドから持ち込まれて、サカのシュートで１点を返される。

　さらに80分にもピンチを招いたが、ここはサカのシュートミスに助けられた。

　このまま２－１、アグリゲートスコア３－１で勝利したパリSGが５シーズンぶりの決勝に進出。悲願の初優勝を懸けて、ファイナルではインテルと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「驚異的だ」なぜ名門アーセナルが日本代表の“控え”の獲得を狙っているのか。英メディアは実績に驚愕「彼が活躍すれば、プレミアで優勝できるかもしれない」

【記事】「長袖のインナーを着てくれと」元日本代表MFが代表戦での“タトゥー隠し”を告白「たまたま着ていなかった時に点を決めて新聞に…」

【記事】「獲得すべきだ」久保でも三笘でもない！新王者リバプールに９G７Aの日本人アタッカーの補強を望む声！「素晴らしいMFだ」

【画像】絶世の美女がずらり！ Ｃ・ロナウドの“元恋人＆パートナー”たちを年代順に一挙公開！