「サッカーを存分に楽しむことができた」
「もちろん、とてもハッピーです。信じられない気持ちです」
日本代表MFの田中碧が満面の笑みでこう叫んだのは、4月28日に行なわれたブリストル・シティ戦後のことだ。
所属先のリーズは、イングランド2部のチャンピオンシップですでにプレミアリーグ昇格を決めていた。その7日後に行なわれたホーム最終戦、ブリストル・シティ戦で田中は先発出場。サムライ戦士は先制点をマークし4-0の大勝に大きく貢献した。
冒頭のコメントは、田中が地元メディアのテレビインタビューに応じた際の言葉である。「プレミア行きを決めたお気持ちは?」と英語で質問を受けると、26歳のMFは世界最高峰の舞台への扉が開いたことへの喜びを口にした。
日本代表MFの田中碧が満面の笑みでこう叫んだのは、4月28日に行なわれたブリストル・シティ戦後のことだ。
所属先のリーズは、イングランド2部のチャンピオンシップですでにプレミアリーグ昇格を決めていた。その7日後に行なわれたホーム最終戦、ブリストル・シティ戦で田中は先発出場。サムライ戦士は先制点をマークし4-0の大勝に大きく貢献した。
冒頭のコメントは、田中が地元メディアのテレビインタビューに応じた際の言葉である。「プレミア行きを決めたお気持ちは?」と英語で質問を受けると、26歳のMFは世界最高峰の舞台への扉が開いたことへの喜びを口にした。
インタビュアーとのやり取りは以下の通りである。
――リーズでプレーしてきました。良かったか。
「信じられないぐらい良かった。まずチームメイトに感謝したい。ピッチ内、ピッチ外の両方で、みんなが助けてくれた。おかげでホームのエランド・ロードでも、アウェーゲームでも、サッカーを存分に楽しむことができた。昇格できてとても嬉しいです」
――リーズのファンはいかがでしたか。
「世界最高峰のファンだと思います。エランド・ロードでプレーする時は勝利が必要です。ホームでプレーする時は、すべての試合で勝利できるように感じられます。すべての方に感謝したいですね」
――実は私は、あなたがまだ英語ができないと思っていましたが、素晴らしい英語を話されますね。
「いやいや。もっと勉強しないといけません(笑)」
――あなたの英語、良かったですよ。ありがとう。
ブリストル・シティ戦から1週間後に行なわれたチャンピオンシップ最終節のプリマス戦でも、田中は先発出場した。自動昇格となる2位以内を確定させていたものの、チームの目標は「リーグ優勝」である。
2位バーンリーと勝点で並んでおり、栄冠を勝ち取るにはこの試合も勝利が必要だった。そして、敵地に乗り込んだリーズは2-1で逆転勝利を収め、チャンピオンシップの王者に輝いたのである。
リーズが2部降格から2シーズンでプレミアリーグに返り咲くことになった今季、田中はまさに主役級の活躍を見せた。
8月10日に開幕したチャンピオンシップで、田中は8月30日にリーズに加入。しばらくはベンチスタートが続いたが、主力に怪我人が出た影響で、先発に抜擢された8節ノーリッジ戦から、レギュラーの座をガッチリと掴んだ。
田中の起用効果は抜群だった。主戦場は4-2-3-1のセントラルMF。やや低めの位置からゲームを作り、左右にボールを散らして攻撃を活性化する。そしてビルドアップ時には最終ラインまで下がってパスコースを作り、円滑なボールポゼッションに寄与した。優れたサッカーIQを活かし、リーズを文字通り動かしたのである。
中盤での位置取りとポジション取りについて、田中は次のように説明していた。
「立ち位置については、ある程度は“こういう風に取る”という決まり事はありますけど、結局、相手の出方を見ながらやるのが一番いいですし。アンカーなのでそんなに上がるシーンはないですけど、後ろにいる時は基本的にそんなに制限されてないので、相手を見ながら自分の立ち位置を変えればいいかなと思ってやってます」
こう話す田中が加わったことで、リーズは流麗さと力強さが増した。
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”
――リーズでプレーしてきました。良かったか。
「信じられないぐらい良かった。まずチームメイトに感謝したい。ピッチ内、ピッチ外の両方で、みんなが助けてくれた。おかげでホームのエランド・ロードでも、アウェーゲームでも、サッカーを存分に楽しむことができた。昇格できてとても嬉しいです」
――リーズのファンはいかがでしたか。
「世界最高峰のファンだと思います。エランド・ロードでプレーする時は勝利が必要です。ホームでプレーする時は、すべての試合で勝利できるように感じられます。すべての方に感謝したいですね」
――実は私は、あなたがまだ英語ができないと思っていましたが、素晴らしい英語を話されますね。
「いやいや。もっと勉強しないといけません(笑)」
――あなたの英語、良かったですよ。ありがとう。
ブリストル・シティ戦から1週間後に行なわれたチャンピオンシップ最終節のプリマス戦でも、田中は先発出場した。自動昇格となる2位以内を確定させていたものの、チームの目標は「リーグ優勝」である。
2位バーンリーと勝点で並んでおり、栄冠を勝ち取るにはこの試合も勝利が必要だった。そして、敵地に乗り込んだリーズは2-1で逆転勝利を収め、チャンピオンシップの王者に輝いたのである。
リーズが2部降格から2シーズンでプレミアリーグに返り咲くことになった今季、田中はまさに主役級の活躍を見せた。
8月10日に開幕したチャンピオンシップで、田中は8月30日にリーズに加入。しばらくはベンチスタートが続いたが、主力に怪我人が出た影響で、先発に抜擢された8節ノーリッジ戦から、レギュラーの座をガッチリと掴んだ。
田中の起用効果は抜群だった。主戦場は4-2-3-1のセントラルMF。やや低めの位置からゲームを作り、左右にボールを散らして攻撃を活性化する。そしてビルドアップ時には最終ラインまで下がってパスコースを作り、円滑なボールポゼッションに寄与した。優れたサッカーIQを活かし、リーズを文字通り動かしたのである。
中盤での位置取りとポジション取りについて、田中は次のように説明していた。
「立ち位置については、ある程度は“こういう風に取る”という決まり事はありますけど、結局、相手の出方を見ながらやるのが一番いいですし。アンカーなのでそんなに上がるシーンはないですけど、後ろにいる時は基本的にそんなに制限されてないので、相手を見ながら自分の立ち位置を変えればいいかなと思ってやってます」
こう話す田中が加わったことで、リーズは流麗さと力強さが増した。
【画像】美女がずらり!! 真野恵里菜、平愛梨、高梨臨…新旧日本代表を支える”タレント&モデルの妻たち”