例外は19-20シーズンのユベントス
佳境を迎えたセリエAも、残すところあと4試合だ。白熱の優勝争いは、勝点74で首位に立つナポリと、それを3ポイント差で追うインテルの一騎打ちの様相を呈している。
では、栄冠を手にするのはどちらのチームか――。その行方を占ううえで見逃せないのが「シーズン総失点数」だ。
イタリアメディア『TUTTO mercato WEB』によれば、過去18シーズンのうち実に17回、最小失点のクラブがスクデットを手にしているという。唯一の例外は2019-20シーズンのユベントス。43失点を喫しながらも、土壇場での勝負強さを発揮し、36失点で最小だったインテルを僅差で退け、9連覇を達成した。
この「失点が少ないクラブ=優勝」という傾向は他国リーグと比べても顕著だ。直近10シーズンで最小失点クラブが優勝した回数は、プレミアリーグで6回、ラ・リーガで5回、ブンデスリーガでは8回となっている。セリエAでは、「守れるチームが勝つ」という構図が、この10年あまりでより明確になっている。
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では、栄冠を手にするのはどちらのチームか――。その行方を占ううえで見逃せないのが「シーズン総失点数」だ。
イタリアメディア『TUTTO mercato WEB』によれば、過去18シーズンのうち実に17回、最小失点のクラブがスクデットを手にしているという。唯一の例外は2019-20シーズンのユベントス。43失点を喫しながらも、土壇場での勝負強さを発揮し、36失点で最小だったインテルを僅差で退け、9連覇を達成した。
この「失点が少ないクラブ=優勝」という傾向は他国リーグと比べても顕著だ。直近10シーズンで最小失点クラブが優勝した回数は、プレミアリーグで6回、ラ・リーガで5回、ブンデスリーガでは8回となっている。セリエAでは、「守れるチームが勝つ」という構図が、この10年あまりでより明確になっている。
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今シーズン、プレミアリーグではリバプールが王座に輝いたが、失点数はアーセナルに次ぐ2番目の32。ラ・リーガでも首位のバルセロナは32失点でリーグ4位の守備成績にとどまっている。
セリエAに話を戻すと、圧倒的な堅守を誇るのがナポリ。ここまで25失点は断トツのリーグ最少だ。一方でインテルはリーグ5位の33失点。昨季よりもすでに11点多くゴールを許している。
ナポリは、失点数で2位タイのユベントスやアタランタにも6点差をつけ、残る対戦相手もいずれもボトムハーフのチームだ。シーズン最小失点で終わるのはほぼ間違いないだろう。
今シーズンもやはり「堅守」がスクデットの鍵を握るのか――。優勝争いの行方から目が離せない。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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