鍵を握る「先制点」。奪うのはどちらか

故障者/イタリア=カンドレーバ スペイン=なし
出場停止/イタリア=なし スペイン=なし

ブッフォン(左)を軸としたイタリアの守備陣と、モラタ(右)がエースとして覚醒しつつあるスペイン攻撃陣。軍配はどちらに? (C)Getty Images
EURO2016
ラウンド・オブ16
6月27日(火)/18:00(日本時間:25:00)/サンドニ
イタリア×スペイン
主審:ジュネイト・チャクル(トルコ)
【注目ポイント】
●先制点を奪うのはどちらか?
●堅守のイタリアか、攻撃のスペインか
●スペインはスタメンを変えてくるのか?
【試合展望】
3大会連続の対戦となった。
08年大会、イタリアとスペインは準々決勝で顔を合わせ、PK戦にまでもつれ込んだ試合はスペインが制した。「鬼門」と言われていたベスト8の壁をついに突破したスペインは同時に、長年続いた負の歴史に終止符を打つ。ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)にとっては、その後築く黄金期のきっかけとなった一戦だった。
12年大会では二度対戦した。同グループに入った両者はいきなり初戦で激突し、結果は1-1のドロー。ともにベスト16進出を決め、再会したのはファイナルの舞台だった。ここではスペインが4-0と圧勝し、連覇を達成している。
今回の対戦で鍵を握るのは、ずばり先制点だろう。
イタリアにはたとえ1点でも、リードすればそのまま逃げ切るだけの力がある。それはグループステージでも証明しており、先制点は是が非でも欲しい。
一方、スペインが先にゴールを奪えば、イタリアも守ってばかりはいられなくなり、オープンな戦いになる可能性が高い。トルコ戦でも見せたように、“ノーガードの打ち合い”はスペインのもっとも得意とするところだ。
先制点をどちらが奪うか――。これは、この試合の大きなポイントとなるだろう。
また、グループステージの最終戦でクロアチアに逆転負けを喫したスペインのデル・ボスケ監督が、3戦連続で先発起用した“自慢のイレブン”に手を加えるかどうかも気になるところだ。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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ラウンド・オブ16
6月27日(火)/18:00(日本時間:25:00)/サンドニ
イタリア×スペイン
主審:ジュネイト・チャクル(トルコ)
【注目ポイント】
●先制点を奪うのはどちらか?
●堅守のイタリアか、攻撃のスペインか
●スペインはスタメンを変えてくるのか?
【試合展望】
3大会連続の対戦となった。
08年大会、イタリアとスペインは準々決勝で顔を合わせ、PK戦にまでもつれ込んだ試合はスペインが制した。「鬼門」と言われていたベスト8の壁をついに突破したスペインは同時に、長年続いた負の歴史に終止符を打つ。ラ・ロハ(スペイン代表の愛称)にとっては、その後築く黄金期のきっかけとなった一戦だった。
12年大会では二度対戦した。同グループに入った両者はいきなり初戦で激突し、結果は1-1のドロー。ともにベスト16進出を決め、再会したのはファイナルの舞台だった。ここではスペインが4-0と圧勝し、連覇を達成している。
今回の対戦で鍵を握るのは、ずばり先制点だろう。
イタリアにはたとえ1点でも、リードすればそのまま逃げ切るだけの力がある。それはグループステージでも証明しており、先制点は是が非でも欲しい。
一方、スペインが先にゴールを奪えば、イタリアも守ってばかりはいられなくなり、オープンな戦いになる可能性が高い。トルコ戦でも見せたように、“ノーガードの打ち合い”はスペインのもっとも得意とするところだ。
先制点をどちらが奪うか――。これは、この試合の大きなポイントとなるだろう。
また、グループステージの最終戦でクロアチアに逆転負けを喫したスペインのデル・ボスケ監督が、3戦連続で先発起用した“自慢のイレブン”に手を加えるかどうかも気になるところだ。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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