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金田喜稔がバーレーン戦を斬る!「攻撃で局面を打開し、守備でもアピールできた久保はスーパー! 悪い流れでも快勝の日本。成長を感じたね」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2025年03月22日

レアル・ソシエダで積み上げてきたものを感じたよ

バーレーン戦で久保は1G1Aの活躍ぶり。(C)SOCCER DIGEST

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[W杯最終予選]日本 2-0 バーレーン/3月20日/埼玉スタジアム2002
 
 日本代表は北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第7節でバーレーン代表と対戦し、2-0で勝利。8大会連続8度目のワールドカップ出場を決めた。

 昨年9月にホームで日本に0-5で大敗したバーレーンは、今回は守備を整備してきた。4-4-2のシステムで、2トップが日本のディフェンダーのパスコースを切り、2列目の4人は連動した横の動きでしっかり対応していた。

 一方、3-4-3で臨んだ日本は、ビルドアップが上手くいかなかった。3バックだから、相手の2トップに対し3対2の数的優位を作り攻撃に繋げたかったけど、なかなかうまくいかなかった。

 そのため、日本はリズムが生まれず、悪い流れとなってしまった。また、選手のコンディションにもバラツキがあったように見えた。

 これまでの日本なら、0-0の引き分けか、下手をしたら0-1で負けていたかもしれない。そんななかでも、2-0と相手を突き放せるのが、今の日本だ。成長を感じたね。状況を好転させたのは久保だった。
【画像】日本代表のバーレーン戦出場16選手&監督の採点・寸評を一挙紹介! 2選手に7点台の高評価。MOMは1G1Aの20番
 視野が広く、プレー精度が高い。果敢な仕掛けも効果的で、攻撃で局面を打開した。

 66分に鎌田の先制点をアシストしたシーンでは、上田から縦パスを受け、持ち前のキープ力を利してタイミングを見計らい、走り込んだ鎌田へラストパス。鎌田とは感性が合っているね。87分にはコーナーキックの流れから、自慢の左足でゴールに叩き込んだ。

 決定的な仕事のほか、守備でも貢献していたね。森保監督は一貫して1対1の守備を選手選考の基準にしている。どんなに攻撃力が素晴らしくても、守備が一定のレベルに達しなければ主軸にはなれない。

 今回の久保は、相手に攻められればしっかりと自陣に戻るなど、ディフェンスも精力的でアピールできた。攻守の両局面でスーパーだったね。成長を感じたし、スペインのレアル・ソシエダで積み上げてきたものを感じたよ。

 日本はこの勝利で、世界最速でワールドカップ出場を決めた。1996年のアトランタ五輪で28年ぶりのオリンピック出場を果たし、2年後のフランス・ワールドカップで世界の祭典に初めて出場した。

 以降は難しい状況もあったなかで、ワールドカップに連続で出続けている。そうやって次世代に繋げてきた成果だと思う。
 
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