日本代表は３月20日、埼玉スタジアムで行なわれた北中米ワールドカップ・アジア最終予選でバーレーン代表を２－０で破り、８大会連続８度目の本大会出場を決めた。世界最速、史上最速でW杯の切符を獲得した隣国には、韓国でも多くのメディアが注目している。

「日本、北中米W杯“世界１号”本大会進出…８回連続本大会行き」（通信社『聯合ニュース』）

「“日本がやり遂げた”世界初2026年W杯本大会進出！“鎌田決勝点・久保追加点”でバーレーンに２－０勝利」（サッカー専門メディア『FOOTBALLIST』）

「“世界ナンバーワン！”日本、北中米W杯本大会進出…８大会連続本大会行き」（スポーツメディア『OSEN』）

「北中米W杯１号チケットの主人公は日本」（日刊紙『朝鮮日報』）

「日本サッカー、バーレーン２－０で破り“W杯本大会１号国家”に…鎌田決勝弾＋久保１G１A」（スポーツ紙『スポーツソウル』）

「“１位で行きます～”日本、2026年W杯本大会進出早期確定…“久保１G１A”バーレーン戦２－０勝利」（スポーツメディア『MKスポーツ』）
 

　なかでも、「難しい試合でも“作り上げた”日本、アジア最強らしかった」と見出しを打ったネットメディア『スポーツ韓国』は、「明らかに前半は厳しかった。６本のシュートを放ったが、１本も枠に飛ばなかった。それでも、中盤での連係から生み出した先制点で流れを掴んでバーレーンを下し、W杯本大会出場を決めた」と書き出し、以下のように試合をレビューしている。

「日本の前半の試合内容が良くなかったのは明確であり、後半も大きな変化はなかった。だが、自分たちがやろうとするパスサッカーを通じて得点を試みた。その後、CB→中盤→前線と繋がる中央での３回のパス交換で相手GKとの１対１のチャンスを作り、鎌田が決勝点を決めた」

「パフォーマンスは良くなかったかもしれないが、自分たちがやろうとするサッカーを最後まで貫いた日本。“自分たちのサッカー”でW杯本大会出場のチケットを確保した」

　また、１ゴール・１アシストの大活躍を見せた20番の久保建英には絶賛の嵐。「日本が久保建英の活躍に支えられてバーレーンを制圧した」と報じたネットメディア『スターニュース』をはじめ、「久保、１G１Aのワンマンショー」（ネットメディア『STNスポーツ』）、「イ・ガンインの親友が救った」（スポーツ紙『スポーツ朝鮮』）など、各社が久保のプレーを高く評価していた。

【画像】日本代表のバーレーン戦出場16選手＆監督の採点・寸評を一挙紹介！ ２選手に７点台の高評価。MOMは１G１Aの20番