［J１第６節］横浜FC ２－０ C大阪／３月15日／ニッパツ三ツ沢球技場

　待望の一発だ。

　横浜FCは３月15日、J１第６節でセレッソ大阪とホームで対戦し、２－０で勝利。この一戦で先制点を挙げ、横浜FCの勝利に大きく貢献したのが山田康太だ。

　横浜FCに加入後、初先発を飾ったアタッカーは27分、櫻川ソロモンの右サイドからのクロスにボックス内で合わせ、ネットを揺らした。
【動画】山田の先制ゴール

　試合後、「素直に結果が出てホッとした」と心境を語った山田は、自身のゴールシーンをこう振り返る。

「チームに求められていることをやろうということで、数字の部分は意識していました。（得点場面は）良い位置にポジションが取れていたので、（櫻川からの）ボールは早かったですけど、上手く合わせられた」

　ただ、そう語った山田の顔に笑顔はなく、「もっとやらなきゃって気持ちです」とも口にする。

「勝点を積んでいかなきゃいけないチームですし、より多く勝たないといけないなかで、チームとして結果を出していく必要がある」

　また、68分に新井瑞希との交代でピッチを退いた背番号76は、「徐々に強度を出せるようになってきていますけど、もっとプレー時間を伸ばさないといけない」と気を引き締めた。

　山田がベンチに下がる際には、スタンドから大きな拍手が送られていた。きっとファン・サポーターも彼のチームを勝利に導く活躍に期待しているに違いない。

取材・文●金子徹（サッカーダイジェスト編集部）

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