現地時間３月８日に開催されたプレミアリーグの第28節で、遠藤航が所属する首位のリバプールが、菅原由勢のプレーする最下位のサウサンプトンとホームで対戦した。

　両日本代表戦士がベンチスタートとなったなか、リバプールは開始５分、スタメン起用されたジョーンズに好機が訪れるも、枠を捉えられない。

　その後は圧倒的にボールを支配するものの、セインツの粘り強い守備に手を焼き、なかなか決定機を作り出せない。

　40分にはカウンターからチャンスを迎えたが、ディアスのシュートは大きく外れる。

　すると、前半アディショナルタイム１分、相手のスローイングへの対応がルーズとなり、ファン・ダイクとアリソンの連係ミスを突かれて、スモールボーンのシュートで被弾。58ポイント差をつけているアウェーチームにまさかの先制を許す。

　このまま、リーグ戦24試合無敗で、２位アーセナルに13ポイント差をつけて首位を独走するリバプールがリードされた状態でハーフタイムを迎える。
 

　リバプールは後半頭から、ツィミカス、ソボスライ、ジョーズンに代えて、ロバートソン、マカリステル、エリオットを投入する。

　すると47分、CKの流れからエリオットが右足のシュート。これは敵GKラムズデールの好セーブに阻まれる。

　それでも51分、ディアスが左サイドを抉り、ヌニェスがワンタッチで合わせて同点ゴールを奪う。
【動画】リバプールFWのワンタッチ弾
　さらにその２分後にヌニェスがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。これをエースのサラーが決めて、55分に逆転に成功する。

　63分にはサウサンプトンが二枚替えを行ない、菅原が投入される。

　71分、菅原をかわしたディアスのクロスにサラーが合わせるも、ミートできない。

　そして81分、５枚目の交代カードで、フラーフェンベルフに代わって遠藤が出場。日本人対決が実現する。その遠藤は早速ボール奪取するなど、ピンチの芽を摘む守備を連発し、クローザーとして奮闘する。

　87分には菅原の痛恨のハンドで献上したPKをサラーが決めてリードを広げる。

　このままレッズが３－１で勝利。リーグ戦では25戦無敗を継続した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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