リバプールのキャプテンが遠藤航らバックアッパー陣を称えた。

　３月５日に開催されたチャンピオンズリーグのラウンド16第１レグで、リバプールはフランス王者のパリ・サンジェルマンとアウェーで対戦。１－０で劇的な勝利を飾った。

　圧倒的に攻め込まれる展開となったものの、GKアリソン・ベッカーの好セーブや粘り強い守備で失点を防ぐと、87分に途中出場のFWダルウィン・ヌニェスのラストパスを投入されたばかりのハービー・エリオットがゴールにねじ込んで、勝負を決めた。

　79分から途中出場した遠藤もフランス王者の攻撃を抑え込み、“名クローザー”ぶりを発揮している。

　リバプールの公式サイトによれば、主将のDFフィルジル・ファン・ダイクは現地８日に開催されるサウサンプトン戦のマッチデープログラムの中で、このビッグマッチに言及。「試合に勝つときはいつもチームの努力の賜物だということを強調しておかなければならない」として、こう主張している。

「水曜日の夜、ベンチから出た選手たちが、私たちに良い影響を与えたのを皆さんはご覧になったでしょう。ハービー・エリオットとダルウィン・ヌニェスのゴールが決勝点となったが、ワタル・エンドウとカーティス・ジョーンズの貢献も見逃せない。彼らは厳しい試合に臨むにあたり、まさに正しい姿勢を示し、アドバンテージを確保するのに貢献した」
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　また、『NDTV』によれば、このオランダ代表DFは「シーズンも終盤に差し掛かっており、チームの全員が出場時に役割を果たさなければならないというメッセージは非常に明確だ」とも語っている。

「あのゴールでは、ダルウィンが（対峙したCBの）マルキーニョスを難しくしてボールが落ち、ハービーに良いパスを出してゴールを決めた。ワタルが出場し、カーティスが良い仕事をしているのは見ていて嬉しい。これからはビッグマッチ、重要な試合がたくさんあるので、全員がその重要性を感じる必要がある。我々は努力し続けなければならない」

　ここからはまさに総力戦。３冠を狙うチームで、短時間でもインパクトを残している遠藤らバックアッパーの役割はますます重要になっていくはずだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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