ベイルの左足vs守護神マッガバン

故障者/ウェールズ=なし 北アイルランド=なし
出場停止/ウェールズ=なし 北アイルランド=なし

大きな見どころは、ドイツ戦でスーパーセーブを連発した北アイルランドの守護神マッガバン(左)と、ここまで得点ランク1位タイの3得点を挙げてウェールズを家人するベイルの対決だ。(C)Getty Images
EURO2016
ラウンド・オブ16
6月25日(土)/18:00(日本時間:25:00)/パリ
ウェールズ×北アイルランド
主審:マーティン・アトキンソン(イングランド)
【注目ポイント】
●“バトル・オブ・ブリテン”が再び実現!
●ベイルの左足とラムジーのチャンスメーク
●守護神マッガバンの充実ぶり
【試合展望】
今大会二度目となる“バトル・オブ・ブリテン”は、ともにEURO初出場にしてベスト16入りを決めた国同士の対戦だ。想定されるのは、タレント力で上回るウェールズがベイルを軸に攻め立て、粘り強さに定評のある北アイルランドがその攻撃をしのぎながら反撃の機会を窺う――。そんな展開だろう。
2勝1敗、6得点・2失点の成績を残してグループBを首位で突破したのがウェールズ。ロシアを3-0で圧倒した攻撃力が、ふたたび炸裂するか。
ここまで3ゴールを記録し、スペインのモラタとともに得点ランクのトップを走るベイルが最大の得点源なのは間違いないが、1ゴール2アシストのラムジーが尻上がりなのも好材料だ。豊富な運動量と効果的なドリブルでチャンスメークを担う金髪のダイナモが、いい形で前を向ければ決定機の数は増えるだろう。
左サイドで精力的に上下動を繰り返し、ロシア戦では1ゴールを決めたN・テイラーの攻撃参加も、ここまで良いアクセントになっている。
対する北アイルランドは、2戦目のウクライナ戦から採用する4-1-4-1をベースに、大会を通して成長を続けている印象だ。
守勢に回る展開が多いものの、マコーリー、キャカートが中央部を固める守備は堅牢そのもので、とりわけ際立つのが、ドイツ戦で神がかり的なビッグセーブを連発したGKマッガバンの充実ぶり。ベイルの左足から炸裂する強烈ショットを、どこまで防げるかが、大きなポイントになる。
攻撃はバリエーション、破壊力ともに物足りなさが否めないが、ノーウッドがキッカーを務めるFKは信頼に足る武器であり、拠り所。デイビス、ウォードを軸にアタッキングサードで果敢に仕掛け、相手のファウルを誘いたい。
ハードワークのカルチャーを土台にした堅守速攻と、全員が最後まで戦い抜くチームスピリットを生命線に、北アイルランドがビッグサプライズを提供する可能性は十分にある。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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6月25日(土)/18:00(日本時間:25:00)/パリ
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【注目ポイント】
●“バトル・オブ・ブリテン”が再び実現!
●ベイルの左足とラムジーのチャンスメーク
●守護神マッガバンの充実ぶり
【試合展望】
今大会二度目となる“バトル・オブ・ブリテン”は、ともにEURO初出場にしてベスト16入りを決めた国同士の対戦だ。想定されるのは、タレント力で上回るウェールズがベイルを軸に攻め立て、粘り強さに定評のある北アイルランドがその攻撃をしのぎながら反撃の機会を窺う――。そんな展開だろう。
2勝1敗、6得点・2失点の成績を残してグループBを首位で突破したのがウェールズ。ロシアを3-0で圧倒した攻撃力が、ふたたび炸裂するか。
ここまで3ゴールを記録し、スペインのモラタとともに得点ランクのトップを走るベイルが最大の得点源なのは間違いないが、1ゴール2アシストのラムジーが尻上がりなのも好材料だ。豊富な運動量と効果的なドリブルでチャンスメークを担う金髪のダイナモが、いい形で前を向ければ決定機の数は増えるだろう。
左サイドで精力的に上下動を繰り返し、ロシア戦では1ゴールを決めたN・テイラーの攻撃参加も、ここまで良いアクセントになっている。
対する北アイルランドは、2戦目のウクライナ戦から採用する4-1-4-1をベースに、大会を通して成長を続けている印象だ。
守勢に回る展開が多いものの、マコーリー、キャカートが中央部を固める守備は堅牢そのもので、とりわけ際立つのが、ドイツ戦で神がかり的なビッグセーブを連発したGKマッガバンの充実ぶり。ベイルの左足から炸裂する強烈ショットを、どこまで防げるかが、大きなポイントになる。
攻撃はバリエーション、破壊力ともに物足りなさが否めないが、ノーウッドがキッカーを務めるFKは信頼に足る武器であり、拠り所。デイビス、ウォードを軸にアタッキングサードで果敢に仕掛け、相手のファウルを誘いたい。
ハードワークのカルチャーを土台にした堅守速攻と、全員が最後まで戦い抜くチームスピリットを生命線に、北アイルランドがビッグサプライズを提供する可能性は十分にある。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
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