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“スーパーヒロイン候補”谷川萌々子はなぜアメリカ戦で起用されなかったのか「能力は間違いありません。ただ…」【なでしこジャパン】

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2025年03月08日

「現状チームの軸ではない」

宮澤を右サイドバックに大胆起用。(C)Getty Images

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 2月開催のSheBelieves Cupで3戦全勝だったなでしこジャパン。優勝決定戦となったアメリカ戦(結果は2-1)で、次の疑問を抱いたファン・サポーターは少なくなかったのではないか。なぜ“スーパーヒロイン候補”谷川萌々子は起用されなかったのか、と。

 2戦目のコロンビア戦(結果は4-1)でパリ五輪・ブラジル戦の逆転弾を彷彿とさせる30メートル弾で先制点を決めた谷川。ピッチに立てば何かやってくれそうな期待感がある彼女が、FIFA女子ランク1位のアメリカを相手にどんなプレーを見せるのか。それを楽しみにしていたファン・サポーターにしてみれば、チームが優勝した喜びとともに、少し残念な気持ちを抱いたかもしれない。

 アメリカ戦で出番がなかった理由について、識者の河治良幸氏は次のように推測している。

「アメリカ戦はコロンビア戦よりも攻撃にかける比重が低かったと考えています。まずは失点しないスタンス。谷川選手の守備がダメなわけではなくて、バランスを重視しての2ボランチだったはずで、その2枚は長谷川(唯)選手と長野(風花)選手でした」
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 長谷川と長野が舵を取りつつ、トップ下で先発出場した籾木結花がボランチコンビと上手く連係することで、なでしこジャパンは安定したパフォーマンスを披露した。

「谷川選手をジョーカー的な存在として用意していたはずですが、彼女を出すべきシチュエーションにならなかった印象です」(河治氏)

 引き分けでも優勝が決まる日本はリードされる展開にならなかったことで、そこまで攻撃的に戦う必要がなかったわけである。また、20歳の松窪真心をトップ下でテストしたかったのもあるだろう。中盤には他にも林穂之香や宮澤ひなたなど優秀なタレントがいるので、無理に谷川を起用しなくてよかったとの見方もできる。

「谷川選手の能力は間違いありません。ただ、現状チームの軸ではないので、長谷川選手みたいな。なので(起用法は)試合展開や他に使いたい選手に左右される部分があります」

 アメリカ戦、中盤3枚が機能していた意味で「なぜ谷川を使わないの?」というストレスはおそらくなかったはず。河治氏の持論は次のようなものだ。

「現時点で長谷川選手は戦術を回す軸、谷川選手は武器」

構成●サッカーダイジェストTV編集部

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