現地３月４～５日にかけてチャンピオンズリーグ（CL）のラウンド16第１レグ全８試合が行なわれ、欧州各地で死闘が繰り広げられた。

　リバプール、レアル・マドリー、バイエルン、インテルなどのメガクラブが前評判通りに先勝した第１レグを終え、データサイト『Opta』はスーパーコンピューターが弾き出した優勝確率やラウンド16突破確率などを公表した。

　データ上で優勝候補の筆頭とされているのがリバプールだ。プレミアリーグを独走するレッズは、第１レグでパリ・サンジェルマンに終始主導権を握られながらも１-０で辛勝。しかし、第２レグの会場が絶大なホームアドバンテージを誇るアンフィールドということもあり、準々決勝に進出する確率は84.6％、優勝確率は26％と高い数値が付けられている。

　ラフィーニャの決勝ゴールによって、アウェーでベンフィカを１-０で下したバルセロナが優勝確率17.3％で２位、フェイエノールトに２-０で勝利したインテルが15.5％で続いている。

　PSVに７-１と大勝を収めたアーセナルは、準々決勝進出の可能性が16チーム中唯一の100％で、優勝確率は13.8％の４位に。同じプレミア勢ではクラブ・ブルージュに３-１で快勝したアストン・ビラもラウンド16突破の可能性は93.6％と極めて高くなっているが、1981-82シーズン以来の欧州制覇の可能性は1.6％と低い確率となっている。

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『Opta』が発表したCLの優勝確率とラウンド16突破確率は以下の通りだ。

◎優勝確率（ラウンド16突破確率）
１位　リバプール／26％（84.6％）
２位　バルセロナ／17.3％（88.6％）
３位　インテル／15.5％（96.8％）
４位　アーセナル／13.8％（100％）
５位　Ｒ・マドリー／9.2％（72.5％）
６位　バイエルン／8.0％（95.0％）
７位　パリSG／3.1％（15.4％）
８位　Ａ・マドリー／2.2％（27.5％）
９位　アストン・ビラ／1.6％（93.6％）
10位　リール／1.5％（62.0％）
11位　レバークーゼン／0.6％（5.0％）
12位　ベンフィカ／0.5％（11.4％）
　　　ドルトムント／0.5％（38.0％）
14位　フェイエノールト／0.1％（3.2％）
　　　クラブ・ブルージュ／0.1％（6.4％）
16位　PSV／0％（0％）

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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