悪い見方をすると依存度が高かった
2月開催のSheBelieves Cupを制したなでしこジャパンで大会MVPに輝いたのは、CFの田中美南。4-2-3-1システムの最前線で基準点になりつつ、4得点・3アシストを決めた活躍はその勲章に相応しいものだった。
そんな田中のパフォーマンスについて、識者の河治良幸氏は次のように評した。
「すごく頼りになる存在。自分ができること、できないことをしっかりと整理してプレーしている印象でした。1対1で負けそうな相手には無理に挑まず、勝てる手段を探す。そうしたインテリジェンスを感じました」
2024年7月6日にアメリカのユタ・ロイヤルズへ新天地を求めて以降、田中はプレー全体のレベルを上げた感がある。
「(WEリーグから)プレーする戦場が変わったのは大きいかもしれません。今回、ニールセン監督が評価されていますが、そもそも海外組が多くなって選手たちの“日常”に変化が出てきています」
【画像】強豪アメリカを破った日本女子代表招集メンバーを一挙紹介!
そんな田中のパフォーマンスについて、識者の河治良幸氏は次のように評した。
「すごく頼りになる存在。自分ができること、できないことをしっかりと整理してプレーしている印象でした。1対1で負けそうな相手には無理に挑まず、勝てる手段を探す。そうしたインテリジェンスを感じました」
2024年7月6日にアメリカのユタ・ロイヤルズへ新天地を求めて以降、田中はプレー全体のレベルを上げた感がある。
「(WEリーグから)プレーする戦場が変わったのは大きいかもしれません。今回、ニールセン監督が評価されていますが、そもそも海外組が多くなって選手たちの“日常”に変化が出てきています」
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マンチェスター・シティやチェルシーなどヨーロッパのクラブでプレーする選手もいて、「自分よりもサイズが大きく、フィジカルも強いプレーヤーと当たり前のように戦わないといけない」(河治氏)。そうした環境で揉まれたおかげで、田中もひと回り成長できたのかもしれない。
「ただ」と、河治氏はなでしこジャパンの懸念材料を挙げた。
「良い意味で田中選手を脅かし、超えていく人材がほしいです。ウイングで浜野(まいか)選手、中盤では谷川(萌々子)選手、最終ラインでは古賀(塔子)選手と若い芽が育っています。だからこそ、センターフォワードにも本格派のストライカーがヤングなでしこあたりから出てきてほしいです」
30歳の田中は今大会3試合に全て先発出場。悪い見方をすると、彼女への依存度が高かった。近未来を見据えれば、CFの強化は必須だろう。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
【動画】籾木結花の先制弾、古賀塔子の勝ち越し弾
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「ただ」と、河治氏はなでしこジャパンの懸念材料を挙げた。
「良い意味で田中選手を脅かし、超えていく人材がほしいです。ウイングで浜野(まいか)選手、中盤では谷川(萌々子)選手、最終ラインでは古賀(塔子)選手と若い芽が育っています。だからこそ、センターフォワードにも本格派のストライカーがヤングなでしこあたりから出てきてほしいです」
30歳の田中は今大会3試合に全て先発出場。悪い見方をすると、彼女への依存度が高かった。近未来を見据えれば、CFの強化は必須だろう。
構成●サッカーダイジェストTV編集部
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