「これではダメだ」という危機感が芽生え…
2月開催のSheBelieves Cupでなでしこジャパンが初優勝。オーストラリア(4-0)、コロンビア(4-1)、アメリカ(2-1)を相手に3戦全勝という最高の結果を出すなかで、インパクトを残した選手のひとりが左サイドバックの北川ひかるである。
2024年8月の海外移籍(INAC神戸レオネッサ→BKヘッケン=スウェーデン)を機にプレーのクオリティを高め、アジリティ、対人の強さなどもレベルアップしている印象だ。オンライン会見で記者のひとりから「プレーの幅が広がった実感はありますか」と訊かれた北川は次のように返答した。
「サイドバックをやっていた数年前よりは成長している実感はあります。海外で守備の立ち位置も変わってきて、ヘッケンでは攻撃時にかなり運動量を求められます。日本のサッカーとは全然違って、トランジションが激しすぎてボールを回す時間帯が少ない。シンプルなサッカーを展開するなかでスタミナが付いた結果、良い意味で余裕が生まれ、それが代表で上手くやれている要因だと思います」
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「サイドバックをやっていた数年前よりは成長している実感はあります。海外で守備の立ち位置も変わってきて、ヘッケンでは攻撃時にかなり運動量を求められます。日本のサッカーとは全然違って、トランジションが激しすぎてボールを回す時間帯が少ない。シンプルなサッカーを展開するなかでスタミナが付いた結果、良い意味で余裕が生まれ、それが代表で上手くやれている要因だと思います」
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北川の強みと言えばサイドからの仕掛けとクロス。SheBelieves Cupでそのアクションが多く見られた背景には環境の変化があるのか。
「サイドバックだと高強度のランニングが増えて、個人的にそこのトレーニングに取り組んでいます。そのおかげもあって、(後ろから)前線に絡むシチュエーションでは体力的に余裕があります。加えて、クロスの質も高まっている感覚はあります」
BKヘッケンに加入当初、北川は「1回対等にぶつかったらぶっ飛ばされた」という。その屈辱から「これではダメだ」という危機感が芽生え、そこからタイミングや間合いなどを改善していって、今がある。
「筋トレの量も増やしている」北川がここからさらなる進化を遂げるのか。楽しみだ。
取材・文●白鳥和洋サッカーダイジェストTV編集部
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