現地時間２月15日に開催されたブンデスリーガ第22節で、伊藤洋輝が所属する首位のバイエルン・ミュンヘンは、２位のレバークーゼンと敵地で対戦。３日前のセルティック戦（２－１、CLプレーオフ・第１レグ）でついにデビューした伊藤は、左SBで初先発し、68分までプレーしたなか、０－０で終わった。

　昨季王者との大一番は、終始劣勢だった。シュート０本で迎えた後半も一方的に押し込まれ、結局、ホームチームのシュート15本に対して、自分たちは２本。枠内は０本で終えた。

　クラブ公式サイトによれば、ヴァンサン・コンパニ監督は試合後、「もちろん、常に試合を支配したい。しかし守備を強いられるなら、それをしなければならない」と考えを示した。

「今日のレバークーゼンはとても良いプレーをした。彼らは見事なプレスをかけ、見事にボールをキープした。我々は今日、何よりも守らなければならなかった。自チームに賛辞を贈りたい。過去には多くのゴールを決めた試合があった。今日のタスクは違っていて、守備が全てだった。素晴らしいメンタリティで守備をした。我々はこの収穫を持ち帰るだろう」
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　また、ジャマル・ムシアラは「今日は普通の試合ではなかった。ボールへのプレッシャーが弱く、ポゼッションも少なかった」と反省を口にしながらも、勝点差を縮められなかった部分を強調した。

「最終的に勝点１を取って、まだ８ポイントをリードしている。これは間違いなくポジティブだ。レバークーゼンはとてもアグレッシブで、本当にプッシュしてきた。私たちは守備に集中した。これからはもっと良いプレーができるようになるだろう。そして、火曜日のセルティック戦に臨む」

　バイエルンは守備で奮闘したブンデスリーガ首位攻防戦を経て、CLのノックアウトステージ進出を懸けたセルティックとの再戦を迎える。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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